今まで一緒に過ごした時の中で一番可愛いよ、綺麗だよ…。

 先日、恋愛ソングのカリスマ歌姫“西野カナ”が、今年7回目の出場となる『第49回 日本有線大賞』にて初の日本有線大賞を受賞しました…!尚、西野カナは2010年リリースのシングル「Best Friend」以降、最新シングル「Dear Bride」まで有線問い合わせチャートにて、なんと21作連続1位を記録という快挙を成し遂げております。こういったリスナーからのダイレクトな問い合わせの多さが、今回の大賞受賞へと繋がった模様。
 
 さて、そんな最新作「Dear Bride」は、<結婚>という人生の節目に立つ友人に西野カナが贈った初のウェディングソング♪ 歌ネットではゴールドリリックとして歴代人気曲に認定され、リリースは10月26日ですが未だにデイリーランキングの7位にランクインしています。これまでのラブソングのように自分の“恋心”や“愛しさ”を綴ったのではなく、花嫁となる親友への想いが込められた歌詞であり、実際の結婚式で大切な友達のためのメッセージとして歌う方も多そうです!

空に鳴り響く幸せの鐘
ついにこの日がやって来たんだね
誰が最初に結婚するんだろうって
笑い合ったあの頃が懐かしいよね

真っ白に輝くドレス姿に
目を合わせるのも少し照れくさいけど
今まで一緒に過ごした時の中で
一番可愛いよ 綺麗だよ

今日から君が歩いてく
新しい未来への道
たくさんの愛に包まれて
大きな夢を今
この場所で叶える君を
心から誇りに思うよ
「Dear Bride」/西野カナ

 花嫁さんがお相手の男性に出会うよりずっと前、<誰が最初に結婚するんだろうって笑い合ったあの頃>から一緒に過ごしてきた二人の友情が伝わってきます。またそんなにも長い月日を共にした親友から<一番可愛いよ 綺麗だよ>と言ってもらえることは本当に嬉しいでしょうし、ピックアップした歌詞のあとに続く<嬉しい日も不安な日も君の側には 彼がいるよ 何があっても心配ないよ 君のことをずっとずっと側で見てきた 私が胸張って言えるんだから>というフレーズは、“結婚”という人生の転機で多少の不安も抱えている花嫁さんに自信を与えてくれることでしょう。

本当はちょっとだけ淋しいんだよ
すごく遠くへ行っちゃう気がして
少し気を使って誘ってみるから
たまには私にも付き合ってね

新しい苗字も自然になって
慣れない料理も少しずつ上手くなって
変わってゆく毎日と時の中で
ずっと変わらない君でいて
「Dear Bride」/西野カナ

 綺麗ごとだけではなく、<本当はちょっとだけ淋しいんだよ>なんてリアルな本音も綴られているのが“西野カナ節”ですねぇ。きっといつか<私>にも、幸せの鐘が鳴り響くその日が来て、それぞれの家庭というものを築いていくのでしょう。でも、時間ができればまたこの<私>と彼女はこれまでと同じように集まって、ノロケも愚痴も赤裸々に語り合っていくんだろうなぁ…という想像も膨らんでゆきます。<変わってゆく毎日と時の中で>、この二人の友情も変わらないのです。

強がりでも本当はそう泣き虫だから
私からも彼に一つ頼みたいこと
笑顔の日も涙の日も守ってあげてね
私の大事な友達だから

白いベールの横顔に
ひとつ涙のしずくが光って
一歩一歩 歩幅を合わせて歩いてく
二人だけの明日へ

愛する人がいるだけで
こんなにも強く優しくなれること
教えてくれたね
大きな愛を今
この場所で誓う二人の
幸せを祈ってるよ
「Dear Bride」/西野カナ

 そして途中までは、親友である花嫁さんに数々の言葉が贈られてきましたが、もちろんお相手・花婿さんへのメッセージだって忘れません。さらに「Dear Bride」は、クライマックスに向かうにつれ、結婚する“二人”に対する歌へと変化してゆくのです。歌詞の構成も素晴らしいウェディングソングですね…!西野カナはこれまで「Darling」、「トリセツ」、「あなたの好きなところ」といったほっこり幸せソングでヒットが続いてきましたが、「Dear Bride」はまた違う角度からの珠玉のラブソング。是非、改めて歌詞をチェックしてみてください!