散ってもなお美しい花になりたい…。高橋優のニューシングルに注目!

やがて桜が咲き終わる頃に
花をまとった道鮮やかに
散ってもなお美しい花になりたい
会えなくたって同じだよって
10年先も笑い合おうって
君は少し泣いてた
ただそれぞれの陽が昇る
「さくらのうた」/高橋優

 どんなに美しい桜だって、いつかは散ってしまうもの。それでも<散ってもなお美しい花になりたい>…グッとくるフレーズですよねぇ。この曲は、シンガーソングライター“高橋優”が3月9日にリリースした13枚目のシングル! 先日、ミュージックステーションでも披露されました。「さくらのうた」は単なる“卒業ソング”ではなく、“卒業後”のそれぞれの生きざまを歌ったような、切なくも前向きなナンバーです。

 <今もどこかで頑張っているのかな?>もうずいぶん会っていないあの人にそんな想いを馳せることはありませんか? <憧れ通りの日々ではないけどどうにか歩いてるよ>そんな風に笑いかけたくなることはありませんか? <月は綺麗だしみんな良い人だよ>お互いにそう思える生き方ができていたら、素敵ですよね…。桜の季節になると思い出す顔々を心に浮かべながら、聴いてみてください。

 尚、このニューシングルには、「さくらのうた」の他、TBS系ドラマ『悪党たちは千里を走る』主題歌「クラクション」、や「運命の人」さらには福島限定のスペシャルユニットだった亀田誠治氏とのメガネツインズ作品「メガネが割れそう」の4曲が収録されております。本日のニュースではその中から「運命の人」のフレーズもご紹介いたします。

“愛しても愛しても届かぬまんまの想い
友達に戻ろうねと 告げられた君の
背中を見ていた

さよなら運命の人 束の間運命の人
昨日までの赤い糸 もう君を縛ってはいないから
どこにでも歩き出せるよ 新しい場所へ行けるよ
僕でよければ側にいるよ 淋しい気持ちが早く消え去るように”
「運命の人」/高橋優

 “僕”の運命の人、ではなく、運命の人を失ってしまった“君”のことを歌った失恋ソングです。傷ついた心に「わかるよ」と、そっと寄り添ってくれるような歌詞が胸に沁みます…。ただ、この曲でさらに切ないのは<友達でいなきゃいけない苦しみなら 僕もよく知ってるよ>というフレーズ。この僕は“君”のことが好きなのかもしれません。でも、その気持ちを長い長い間ずっと隠しながら、彼女が恋人と付き合ったあの日も、別れた今日も、そしてまた新しい恋人が出来るいつかも“友達”としてそばにい続けるのです。いっそ、この“僕”と“君”がお互いに「運命の人」になれたならいいのに…と想わずにはいられません…。

 そんな切ないラブソングも詰まったニューシングル、この春、必聴です!!!

◆13thシングル『さくらのうた』 
2016年3月9日発売
通常盤 WPCL-12257 ¥1,200(税抜)
期間生産限定盤 WPZL-31114/5 ¥2,300(税抜)

<収録曲>
1.さくらのうた
2.運命の人
3.クラクション
4.メガネが割れそう /メガネツインズ(高橋優&亀田誠治)