西野カナ「トリセツ」の数倍ハードな交際条件をクリアできますか…?

 今年9月9日の発売以降、ロングヒット中の西野カナ「トリセツ」。現在もデイリー3位にランクイン!女性からの共感率はバツグンで“神曲”と称されているこの曲ですが、男性からは歌詞に描かれている女子の本音に対して「めんどくさい」「手がかかる」「怖い」「重い」など微妙な反応も…。しかし、そんな「トリセツ」女子の何倍も細かく、しかもこじれた“交際条件”を提示するハードな楽曲をご存知ですか…?

“あたしを彼女にしたいなら 永遠なんてアウトワード
あたしを彼女にしたいなら 夢ばっか見せないでね

身長は152cm それ以上あればOK
尖ってるクツはやめてね スニーカー履いてデートしよう

付き合う前にキスもあれも 君の夢もちゃんと教えてね
好きなものが一緒よりは 
嫌いなものが一緒のほうがいいな”
「あたしを彼女にしたいなら」/コレサワ

 この“コレサワ”「あたしを彼女にしたいなら」が綴る条件は、上記のフレーズ以外にも<スッピンまで愛して><あたしの音楽に口をはさむな><「生まれ変わっても一緒」「この手は離さない」とかダサイからマジでいらない><割り勘ばっかは嫌>などなど…。そして最後は、<こんなあたしでもいいなら 今日からよろしくね いつか終わりがくることを 心得て愛してね>と、西野カナ「トリセツ」のオマージュのようでありながら、<永久保証>を願うトリセツガールとは“間逆”の女性像を描きあげております。でもなんだか、こんな素直すぎるわがまま女子に振り回されてみたい気もしませんか…?
 
 尚、“コレサワ”は、中毒性のある歌声と独自の視点で日常を切り取った歌詞で注目を集めている新星・女性シンガーソングライター。オフィシャルでは容姿を公開しておらず、自身の分身とも言えるクマの女の子のキャラクター「れ子ちゃん」の身を借りてオリジナル楽曲を歌っています。そんな彼女が、本日12月16日に2nd E.P.『女子、ジョーキョー。』をリリース!「上京」している5人の女子の「状況」を描く5曲が詰まったコンセプト作です♪ 先ほどのハードラブソング「あたしを彼女にしたいなら」がこのアルバムの入り口!
 
 続く2曲目は、上京する女子がまだ見ぬ“トーキョー”にワクワクしながら地元を離れていくシーンを描いた「トーキョー」。3曲目は、なかなか恋をはじめられない臆病ガールが今夜も「帰りたくない」の一言を言えずに最終電車に乗ってしまう一幕「最終電車」。4曲目は、会社の飲み会の帰り道が舞台。この街に来た意味がわからなくなりながらも、まだ東京で輝きたいという希望を捨てられずにいる女性が主人公の「シティーガール」。そして5曲目、それでもこの街で生きていこうと故郷へ“心配ないよ”と手紙を書く「シュシュ」がラストを飾ります。
 
 アルバムを通して聴いてみると、5人の女の子の「状況」が描かれているようで実は、5曲とも同じひとりの女子が主人公であり、全曲を通じてその子の成長物語を聴いているような気もしてきます…!大注目の新星シンガーの楽曲、まずは歌詞からチェックしてみてください!きっとあなたも“コレサワ中毒”に陥ってしまうはず♪

◆紹介曲「あたしを彼女にしたいなら
作詞:コレサワ
作曲:コレサワ