「東大生が素晴らしいと思うJ-POPランキング」1位は意外なあの曲!?

 先週のMステで放送された特集「東大生が素晴らしいと思うJ-POPランキング」が非常におもしろい内容だったので、ご紹介いたします!

 第四位に選ばれたのはback number「花束」です!今や平成の“恋愛バイブル”的存在といえる3ピースバンド!歌ネットでも不動の歌詞人気楽曲(ちなみに昨日のデイリー2位にもランクイン!)。男女の会話調の歌詞が、現代の若者の恋愛をリアルに表していることから東大生にも非常によく聴かれているようです!

 第三位は、中島みゆき「糸」!こちらは1998年に発売されたシングルですが、20組以上のアーティストにカバーされ、現代の若者にも支持される世代を超えた名曲。「好き」や「愛してる」という言葉を使っていないのにもっと深いところで繋がっているような感触を受ける、との回答でした。“赤い糸”よりもずっと強い“命と命”の織り成すエネルギーを感じる楽曲ですよね!

 そして、同率一位に輝いたのはまず、SMAP「世界に一つだけの花」!小さい子供からおじいちゃんおばあちゃんまで一緒に歌える歌なので、歌としての意義があるとのことでした。たしかに今、誰もが口ずさめる名曲ってすごく少なくなっていますよね。SMAPというアーティスト力と歌そのもののパワーの相乗効果から生み出されたアイドル至上最強の楽曲と言っても過言ではないでしょう!

 同率一位のもう一曲は、少し意外な(?)結果でした。山崎まさよし「One more time, One more chance」!また、この楽曲についての東大生の解説が秀逸!

“いつでも捜しているよ
どっかに君の姿を
向かいのホーム 路地裏の窓
こんなとこにいるはずもないのに”

 このサビに何度も登場する“いつでも捜しているよ”というフレーズが、ラストのみ“いつでも捜してしまう”に変わるんです。つまり意識から無意識に。そんな自分の意識を超えたところでさえ好きだった人の影を追ってしまうセツナさに注目した東大文学部少女。読みが深い…。思わずハッとしてしまいました。

 時には、自分の好きな歌詞を“分析”するような気持ちで読んでみると、今まで気が付かなかった意外な真実を発見できるかもしれませんね!