ドラマ『ポルノグラファー』続編の主題歌を書き下ろし決定!

 鬼束ちひろが、昨年主題歌を担当したFODオリジナルドラマ『ポルノグラファー』の過去編であり続編となる『ポルノグラファー~インディゴの気分』のドラマ主題歌に新曲「End of the world」の書き下ろしが決定した。

 同作は、祥伝社の発行する漫画雑誌『on BLUE』に2016年8月から連載されていた同作名の漫画を原作としたドラマで、木島理生と木島の編集担当・城戸士郎の二人の過去を描いた作品となる。しかしながら、ただの過去編にとどまらず、そこに前作に引き続いての久住春彦の登場と、『ポルノグラファー』ファンにとっては、目が離せない構成になる。メインキャストは木島理生役を竹財輝之助が、城戸士郎役を吉田宗洋が、久住春彦役を猪塚健太と前作『ポルノグラファー』からのメンバーが引き続き演じる。

 物語は、城戸士郎が大学の恩師の葬儀で、かつての同級生であった純文作家の木島理生と再会するところから始まり、かつて学生時代の木島は小説家としてその才能をいかんなく発揮し、学生という立場でありながら大きな賞を獲っていた。城戸は木島の才能に嫉妬していたが、木島の作品を読むことで自分には才能がないことを十分思い知らされ小説を書くことを諦め、ポルノ小説の編集者となった。しかし、再会した木島は生活さえままならない状況で、小説家としての壁に直面していました。そこで城戸は木島にポルノ小説を執筆しないかと話を持ち掛ける。

 その後、城戸は自分の都合でポルノ作家の大家・蒲生田のもとへ木島を弟子入りさせようとし、蒲生田は余命いくばくもなく、その遺作となる作品を自社から出版させるため木島を利用した。しかし、木島“理生”という名前から蒲生田は女性と勘違いしていて城戸に対して激怒。木島を弟子入りさせる条件として悪趣味で鬼畜と有名な蒲生田は“あること”を二人に命じます。そして二人は一線を越えた関係になってしまい…

 前作『ポルノグラファー』は、木島と久住の純愛を描いた作品だったが、本作ではラブストーリーに加え、城戸の木島に対する憧れと嫉妬が混在する様や、木島の苦悩から欲情など本能に近い感情が描かれる。そんなドラマのストーリーの世界観を、前作の主題歌「Twilight Dreams」に続き今回も鬼束ちひろが音楽で表現。タイトルは「End of the world」(世界の終わり)。様々な傷を抱えた者同士が寄り添い合うような、そんな姿を独特な言葉の世界で美しく描く、鬼束ちひろ流の究極の純愛ソングに仕上がっている。

<企画・プロデュース 清水一幸 (フジテレビ) コメント>
前作『ポルノグラファー』という非常にエッジの効いた作品において、15年ぶりのドラマ主題歌を引き受けて下さり、その主題歌「Twilight Dreams」は、歌詞もドラマの内容にピッタリで、“ドラマ×主題歌”の相乗効果というものを、遺憾なく発揮していただきました。今回、続編が決定したところですぐに「また是非、鬼束さんにお願い出来ないか?」とオファーしたところ、快諾をいただき、しかも内容に合わせて書き下ろしてくださいました。ですので、完成した主題歌「End of the world」は、もちろんこの『ポルノグラファー~インディゴの気分~』にピッタリです。ピュアな純愛を歌う鬼束さんとこのドラマの親和性は鉄板で、今回も間違いなくドラマを盛り上げてくれるだろうと確信しております。皆様、楽しみにしていてください!

ニュース提供:ビクターエンタテインメント