松尾 潔プロデュース5年半ぶりレコーディングの新作をYouTube公開!

 2017年にグループとしての活動を再開することが発表されたCHEMISTRY。再始動の幕開けとなるワンマンライブ東京国際フォーラム公演は、2月28日、3月1日の2日間ともに15分で即完。変わらず高い人気ぶりを示した。そのCHEMISTRYが、グループとしては2011年に発表したシングル「eternal smile」以来約5年半ぶりにレコーディングした新曲をYouTubeオフィシャルチャンネルで公開した。

 曲名は「ユメノツヅキ」。タイトルから連想する通り、2001年3月に発表されたデビューシングル「PIECES OF A DREAM」と対をなす未来が描かれたこの曲のプロデュースと作詞を手掛けたのは、CHEMISTRYの“生みの親”である松尾 潔。作曲・編曲には和田昌哉、Maestro-Tが名を連ねるなど、初期CHEMISTRYを支えたクリエイター陣が15年を経て再集合する形となっており、CHEMISTRYの新たな出発に彩りを添えている。

 新曲に寄せられたテキストコメントで、松尾が「再会のときめきと再始動のヒリヒリするような決意を歌った曲」であり、「『川畑 要』と『堂珍嘉邦』というふたりのスーパーボーカリストの話であり、『CHEMISTRY』と『ファンのみなさん』がつくる物語」と意気込むと、メンバーの川畑 要も「新生CHEMISTRY、そしてファンの皆さんと「ユメノツヅキ」を見たいという想いを込めて歌い上げた」と語った。

 再始動をモチーフにした歌詞には「君をさがしてた」、「It Takes Two」、「合鍵」など、CHEMISTRYの過去の楽曲タイトルがちりばめられており、それらを探しながら歌詞を感じて聴くことで、ファンの記憶を喚起する気の利いた仕掛けも。

 メンバーの堂珍嘉邦が、「ファンが集結することで初めてCHEMISTRYが生まれる」とコメントする通り、第2章を迎えるCHEMISTRYからファンへの愛情があふれた内容となっている。