7月31日の夜空にはブルームーンが!見ると幸せになれるそうですが…

悲しみの淵に立っても 
あなたが欲しい
外は 二度目の ブルームーン
私の 願いを 叶えて!!
「ブルームーン」長渕剛

 2015年7月31日は「ブルームーン」が見える特別な夜だそうな。とはいえ本当に青い月が見えるわけではありません。今年の7月は、2日と31日が満月です。このように一ヶ月のうちに2度満月が輝くとき、2度目の満月のことを「ブルームーン」と呼ぶんだとか。英語の慣用句では、珍しいことやマレなことのたとえを“once in a blue moon”と表現することから、日本でも「ブルームーン」には、“めったに起こらない幸運=見れば幸せになれる!”との言い伝えが。これは見たくなりますね…!

 これにちなみ「ブルームーン」という名前のカクテルも存在しますが、このお酒には全く正反対の意味が込められているそうなんです。“めったに起こらない”というところから、1つは「完全なる愛」という意。もう1つは「叶わぬ恋」「出来ない相談」を意味したもの。これって、「奇跡」と「不可能」両方の花言葉を持つ“青いバラ”にも似ていますよね!ただし、カクテルの場合は相手からのお誘いに対して、“お断り”の意で注文するパターンが多いそうですが…。

誰より好きな君の笑顔が辛いよ
解けないパズルを抱いて
歩いた夜の渚にblue moon
泣けちゃうね
「Once in a blue moon」TUBE

誰かを傷つける愛は
いつかは自分も傷つける
好きになった気持ちだけを
かばいながら
「蒼い月」竹仲絵里

昨日は やさしくて いい子に なれたのに
傷つけてしまうのは どうして?
青い月 連れてかないでよ いとしい人を
「青い月とアンビバレンスな愛」moumoon

 歌詞の中に登場する「ブルームーン(青い月)」もほとんどが、叶わぬ想いの悲しみを照らしています。こちらもやはり“青”のマイナス作用が強いのでしょうか…。でも、7月31日の夜だけは、たとえ意中のお相手にカクテル「ブルームーン」でお断りを突きつけられても、せめて夜空に浮かぶ貴重な「ブルームーン」を見上げて、未来の幸せを願いたいですね…!