3年連続の日比谷野音!新曲「手紙」&全国ツアー決定!

 9月2日東京・日比谷野外大音楽堂にて、ハルカトミユキのインディーズデビューから5周年突入を祝した集大成となる記念ライブが開催された。彼女たちが日比谷野音のステージに立つのは、2015年に開催されたフリーライブ「フリーライブ‘ひとり×3000’」、2016年開催「LIVE TOUR 2016 'LIFE' FINAL」に続き、3度目。メンバーは、昨年の野音から6月にリリースされた3rdアルバム『溜息の断面図』のレコーディングを共にした、Gt.野村陽一郎/Ba.砂山淳一/Dr.城戸紘志を迎えた同布陣。

 5周年記念ライブならではの定番曲「vanilla」「ドライアイス」「ニュートンの林檎」はもちろん、2人が一番最初に作ったという楽曲「夏のうた」の弾き語り、新曲の発表&初披露、会場中を感動させたバラード「宝物」「夜明けの月」、さらにKey/Choのミユキがギターをかき鳴らし、Vo/Gtハルカがトラメガ片手にステージ上を動き回ったニューアルバムからの「近眼のゾンビ」など、盛りだくさんの凝縮されたステージパフォーマンスが繰り広げられた。

 最新アルバム『溜息の断面図』からライブ初披露となる新曲も続々と披露され、二人の熱量の高いパフォーマンスも重なり、一気に秋めいた肌寒さを吹き飛ばす熱いステージに会場が一体となって興奮の熱に包まれた。そして、ライブ本編で初披露され、アンコールでハルカから新曲「手紙」が、11月4日に公開となる映画『ゆらり』のために書下ろした主題歌で、前日の11月3日に同楽曲が配信限定シングルとしてリリースされることが発表された。

 さらに来月10月より、「溜息の断面図 TOUR 2017-2018 種を蒔く」と銘打った全国ツアーも解禁。10月からのハルカトミユキ本来の2人編成で行われるアコースティックスタイルの「種」篇。来年1月からのサポートメンバーを加えたバンドスタイルで行う「花」編と、2段階で年をまたいで全国各地行われる。新たな活動の発表を受け会場が期待と興奮に包まれる中、最後は二人の声が重なり合う「Vanilla」でライブは幕を閉じた。新アルバムを引っ提げて果敢に攻め込んでいたステージングは、5周年に突入した彼女らの前に進む力を改めて見せつけるものとなった。

(LIVE PHOTO:上山陽介)

ニュース提供:Sony Music Associated Records