東名阪ツアー完走!大好きな曲たちを詰め込んだアルバム発売も決定!

 吉澤嘉代子が、東名阪を巡るワンマンツアー「吉澤嘉代子とうつくしい人たちツアー」の東京追加公演を、11月18日、恵比寿ガーデンホールにて開催した。今回のツアーは、吉澤嘉代子初となるコラボミニアルバム『吉澤嘉代子とうつくしい人たち』(8月3日発売)のリリースを記念し開催され、ミニアルバム収録曲全曲を含む全16曲が披露された。

 10月に行われた東京公演のチケットSOLD OUTを受けて開催された本公演。会場は吉澤の登場を待ち望むファンで溢れ返っていた。今回のツアーは“OLの一人カラオケ”というテーマで構成されており、ライブはカラオケルームをイメージした舞台セットの中で進行されていった。カラオケの定番曲、モーニング娘。「LOVEマシーン」のBGMと共にノリノリで登場すると、観客から拍手が巻き起こった。
 
 そのまま「綺麗」、「ユキカ」、「恥ずかしい」の3曲を歌い、ライブがスタート。「あー、次は何歌おうかなー。あ、吉澤嘉代子メドレーっていうのがある。吉澤嘉代子って、あの魔女修行とかしてる変わった子だよね?歌ってみよう!」というユニークなナレーションの後、「ガリ」、「ブルーベリーシガレット」、「ケケケ」、「チョベリグ」の4曲をメドレーで立て続けに披露。曲中、ガリを投げたり、振り付けをしたり、客席を練り歩いてコールアンドレスポンスをしたりと、会場は楽しい雰囲気に包まれた。

今回のミニアルバムにも収録されている「ねえ中学生 feat.私立恵比寿中学」、「アボカド feat.伊澤一葉」、「ゆりかご feat.岡崎体育」を歌ったところで店員に扮したザ・プーチンズの街角マチオと街角マチコが登場。コラボ曲である「じゃじゃじゃ feat.ザ・プーチンズ」を熱唱。吉澤嘉代子の歌を、街角マチコがテルミンと、街角マチオのダンスが盛り上げ、会場のテンションは最高潮に。熱気をそのままにザ・プーチンズの代表曲「ナニコレ」をデュエットで歌い上げた。

 吉澤、ザ・プーチンズが舞台袖にはけると、カラオケDAMで定番の“DAM CHANNEL TV”のライブ版特別バージョンが放映。吉澤本人が、楽曲「アボカド」に引っ掛けた“安保角子”や、ミニアルバム「うつくしい人たち」をもじった“ウッツクシーン・ヒット”というキャラクターを演じて登場。会場は笑いに包まれた。衣装チェンジをして戻ってくると、未発表曲「残ってる」を丁寧に歌い上げ会場の空気を一変させた。その後、「ちょっとちょうだい」、「シーラカンス通り」などアップテンポなナンバーを立て続けに披露。その後、ライブの定番曲「泣き虫ジュゴン」、サンボマスターとのコラボ曲「ものがたりは今日はじまるの feat.サンボマスター」を歌い上げ本編を締め括った。

 アンコールで「東京絶景 feat.曽我部恵一」、「がらんどう」をしっとりと歌い上げ舞台から降りると、会場は吉澤を求めて再びアンコールが巻き起こる。ダブルアンコールに呼ばれて戻ってくると、突如吉澤から「私、吉澤嘉代子は、来年の春に3枚目のアルバムを出します!」との発表が。突然の吉報にファンからは歓喜の声が巻き起こった。そして、「このアルバムには私の本当に大好きな曲たちを詰め込みました。その中から一曲聽いて下さい。」とのアナウンスの後、新曲「一角獣」を弾き語りで初披露。次作を楽しみに待つファンの声に包まれたまま、ツアーの最終日は幕を下ろした。