中島みゆき、NEWアルバム『組曲(Suite)』を17年ぶりとなるアナログ盤でも発売!

 2015年11月11日発売の最新CDアルバム『組曲(Suite)』のアナログ盤が12月9日に発売されることが発表された。中島みゆきのアナログ盤の発売は、なんと1998年4月17日に発売した25作目のオリジナル・アルバム『わたしの子供になりなさい』以来17年ぶり。
 
 『組曲(Suite)』は、2015年11月11日発売の中島みゆきの41作目のオリジナル・ニューアルバム。アルバム名は『組曲(Suite)』と書いて、「スウィート」と読み、リード曲「愛とは云わないラヴレター」、「空がある限り」ほか全10曲を収録。ある時には寂しさや孤独を理解してくれ、そしてある時には優しく包み込み、聴き手それぞれの人生にそっと寄り添ってくれる、世代・時代を超えて広く愛され続ける“中島みゆき”の歌を今作も収録。
 
 昨今のアナログ盤ブームでCD店の店頭でも簡易なアナログ・プレイヤーとアナログ盤が併売されることも多く見受けられるようになってきた。近年も、はっぴいえんど、シュガーベイブなどの往年の名盤の復刻盤から、サザンオールスターズ、浜田省吾、福山雅治、AKB48の新作などのアナログ盤が続々とリリースされており、アナログ市場全体が再び盛り上がりを見せている。
 
 そんな中、中島みゆきの新作『組曲(Suite)』のアナログ盤がCD発売の約1ヶ月後にリリースされることとなった。今回は、アナログならではの30cmジャケットの存在感をさらに引き立てる重量盤仕様と中島みゆきファンに留まらず、オーディオファンにも嬉しい1枚となる。
 
 今回、音楽の本場アメリカ、ロサンゼルスの著名なマスタリングエンジニア、スティーブン・マーカッセンによりマスタリングされた24bit/96kHzハイレゾマスター音源を、アナログ・レコードのカッティングの第一人者とも呼ばれているJVCのカッティングエンジニア、名匠・小鐵 徹氏のカッティングによって商品化されている。

 中島みゆきの声の奥行き感が抜群に再現され、レコーディング時の歌の微妙なニュアンスもしっかりと感じられ、じっくりと向かい合って聴きたい1枚に仕上がっている。またCDとは違ったデザインを楽しめる6ページのブックレット(3つ折り)が封入、そしてレコード盤を入れる紙袋にもデザインが用意されているとの情報もあり、アナログ盤ならではの魅力が詰まった貴重な作品になっている。レコード針を落として聴くことによる特有のアナログノイズや、A面、B面を反して聴くスタイルを、この中島みゆき作品を通して是非楽しんでみてはいかがだろうか。

◆ニューアルバム『組曲(Suite)』
2015年11月11日発売
YCCW-10265 ¥3,000円+税

アナログ盤
2015年12月9日発売
YCJW-10008 ¥4,000+税