完全ベスト首位!他アーティストの歌詞にも“私のドリカム”登場…?

 7月14日に発表のオリコン週間アルバムランキングで、ドリカムのベストアルバム「DREAMS COME TRUE THE BEST! 私のドリカム」が発売初週で約34万4000枚を売り上げ、初登場1位に輝きました…!7月7日にリリースされた今作は、デビュー曲「あなたに会いたくて」(1989年3月)から通算52枚目の最新シングル「AGAIN」(昨年3月)までを対象に、ファン人気の高い50曲を厳選。歌詞のコンセプト別に、「LOVE」「TEARS」「LIFE」の3つのカテゴリーに分けられ、CD3枚組に収録されています。

 先週7月10日には、ドリカムと陣内孝則が司会を務めた伝説の音楽バラエティー番組『うれしたのし大好き』が、22年ぶりに復活して放送されるなど、いろんな場所で“DREAMS COME TRUE”の音楽が聴こえてくる今日この頃。「あの頃この曲をよく聴いていたなぁ」と懐かしく思い出す方、「今この曲にすごく励まされている」という方、それぞれの“私のドリカム”がココロの中にありますよね!

 実は、他アーティストの歌詞の中にもDREAMS COME TRUEが登場するものが何曲かあるんです。「ドリカム」で検索してヒットした楽曲のうち、3曲をピックアップ♪

“ビートルズは習った
部屋ではビーズをよく聴いた
カーペンターズも習った
部屋ではドリカムをよく聴いた”
「ジェネレーションY」/高橋優

“古い木のテーブルの
コップの水の跡とか
いつもかかってたドリカムとか
頬杖ついた君とか…
思い出せる 恋ほど美しい”
「僕のSummertime blues」/河西智美

“君の大好きなドリカムから
僕の大好きなマービン・ゲイにかえよう
口笛を吹いて心晴れて
でも見なれた景色がいつもと違う”
「君のいないholiday」/DEEN

 どの曲の中でも「ドリカム」は、いつもの風景の1部、あたりまえに流れていたものとして描かれています。でも、時を経て振り返ってみる“あの頃”は、かけがえのない特別なもの。音楽はそんな、自分の人生の大切な時間を築くピースの1つになっているんですね。ちなみに、歌ネットでのドリカム歌詞人気ベスト5は「未来予想図II」「やさしいキスをして」「LOVE LOVE LOVE」「何度でも」「大阪LOVER」ですが、ご紹介した3曲の主人公たちの“私のドリカム”は何という曲だったのでしょうか…!

 また、歌詞のなかにアーティスト名が描かれることはマレですが、検索してみるとサザン、ユーミン、ミスチル、aikoなどの名前を発見しました。ドリカムを含め、世代を超えて今も愛され続けているベテランアーティストですよね!自身の歌のみならず、他のアーティストの歌詞にまでその名を残していくような大きな存在として、次世代ではどんなアーティストが登場するのか、それもまた楽しみです…!

◆「DREAMS COME TRUE THE BEST! 私のドリカム」
2015年7月7日発売
CD3枚組 UMCK-1577〜9 ¥3,400(税抜)