勢い止まらぬ「糸」!でも、隠れた“愛の名曲”まだまだあるんです!

縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます

 1994年に発表された中島みゆきの「糸」は、現代でも多くの人々に愛され、様々なアーティストにカバーされている名曲です。この曲の歌詞が、6月13日から今日にかけてさらにアクセス数を伸ばしております!

 その理由はおそらく、6月13日(土)にNHK総合にて放送された「NHK公開復興サポート 明日へ in 宮古 『明日へつなげるライブ』」にて、吉田山田&新山詩織が「糸」を演奏したため。そして6月14日(日)放送の「キャラオケ18番」でいとうあさこが、大親友である椿鬼奴の結婚祝いに、と同曲を披露したことも大きいでしょう!視聴者の多くがその歌に胸を打たれたことがSNSに寄せられた反応からわかります…。

 ところで、皆さんは中島みゆきというと“暗い・重い・怖い”イメージがありませんか?たしかに「うらみ・ます」や「悪女」や「わかれうた」などの失恋ソングや、「地上の星」や「銀の龍の背に乗って」のような大きなテーマ背負った楽曲は目立ちます。しかし一方で、「糸」のように、“あなたと私”の物語を歌った愛の名曲もまだまだ存在するんです!たとえば、昨年の朝ドラ「マッサン」の主題歌になった「麦の唄」もそうですよね。

“大好きな人々 大好きな明け暮れ
新しい「大好き」を あなたと探したい”

 中島みゆきの口から「大好き」という言葉が歌われるのは、かなり貴重…!さらに、オススメしたいのは「二隻の舟」という楽曲。

“わたしたちは 二隻の舟
ひとつずつの そしてひとつの”

 「糸」より暗い要素は多いものの、“あなたと私”2つで1つの物語を歌っているところは、どこか「糸」に似た想いを感じます。さらに、2007年にリリースされたアルバムのタイトルにもなっている「I Love You, 答えてくれ」では

“惚れたほうが損になるなんて 
取り引きや投資じゃあるまいし
惚れて嬉しい 単に嬉しい 
同じ時代に生まれて嬉しい”

 こんなに真っ直ぐな愛のメッセージも歌われているんです!「糸」は好きだけど、中島みゆきは暗くてちょっと…という方こそ是非、隠れた愛の名曲の歌詞を歌ネットで探してみてください。ちなみに、中島みゆきは今年、40周年を迎えます。今後、どんな名曲を生み出してくれるのか、大注目です!