言葉の達人

SAKUSHIKA

 達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」、「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きして、毎月、紹介していくこのコーナー。
今回は、20歳で作詞家デビューし、これまでに手掛けた作品での言葉の美しさ・温かさが、世代を問わず多くの人々に受け入れられている「渡邊亜希子」さんをゲストにお迎え致しました。

渡邊亜希子

代表作

for...」/chemistry
クリスマスローズ」/chemistry
ストロベリmelody」/中川翔子
きっと」/Crystal kay
その他、多数。

作詞論

歌い手さんの性格や日常を出来る限り想像し、その人の声でそのメロディーを歌った時、何という言葉がはまると歌い手さんと聞き手が一番気持ち良いのかをイメージする。

渡邊さんに伺いました。
Q:
作詞家になったきっかけは?
A:
ある音楽プロデューサーが私のブログを見て、「君、これは日記じゃなくて詞だから歌詞を書きなさい。」と言われたので。
Q:
プロ、初作品について
A:
林明日香のファーストアルバムに同時収録「千切れ雲」「道標」「隠し物」「掌紅蕾」「笹舟」
Q:
作品を提供したいアーティスト
A:
アイドル、声優、シンガー、どのジャンルの方でもそれぞれ楽しみがあるので、歌って頂けるなら幅広く提供させて頂きたい
Q:
あまり売れなかったが、私の好きなこの歌
A:
う〜ん。
自分の書いたもので、好きじゃない歌はありません。売れても売れなくても、と言う前に、採用でも不採用でも出てきた言葉達が大好きです。
Q:
なぜ「詩を書くことを選んだか」
A:
単独作業のように見えて、実は100%共同作業だから。
それが楽しい。
Q:
プロの作詞家になりたい人へのアドバイスを
A:
まだ私世代の時代も来てないので、是非もうしばらく潜伏して下さい。
歌詞を見る for... chemistry

第一稿は30分くらいでするっと出てきた、親孝行な歌詞でした。
採用になってからご本人達と相談し、直しを加えた結果が発売された楽曲です。
ここまでストレートなメッセージを載せる事はそれまでなかったので、その後の作詞道を広げてくれた一曲だと思っています。

■私の好きなあのフレーズ
「この歌を聴いたのなら 大切と思える誰か
一人の手でいい 握って欲しい」

PROFILE

渡邊亜希子Akiko Watanabe

1987年12月14日 千葉県佐倉市生まれ
血液型:AB
20歳で林明日香ファーストアルバム「咲」の収録曲約半分を手がけ作詞家デビュー。
23歳で純文学誌「群像」(講談社)で短編小説を発表。
作詞以外の分野でも幅広く活動。
現在はスマイルカンパニーに在籍し、作詞家として活動中。


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[CDリリース情報]

現在、リリースに向けて日々制作中です。
今後の展開をお楽しみに!

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