泣きぬれてひとり旅

河島英五

泣きぬれてひとり旅

作詞:河島英五
作曲:河島英五
発売日:1997/09/03
この曲の表示回数:37,257回

泣きぬれてひとり旅
あの人を京都の街で
見かけたと教えられた
なぜかしら 言葉にごらせ話すのは
わけでもあるのでしょう
たぶん誰かと一緒に
河原町やら 木屋町を
歩く姿が忍ばれて つらい恋です
しょうがない

あなた追いかけ 京都にひとり
街も華ぐ祭りの夜です 四条大橋たたずむ私
見知らぬ人に 声かけられて
揺れる女心が悲しいの

あの人が金沢の街を
ひとりきり歩いていたと
何処かしら古い都の 影背負い
肩を落としていたと云う
あなた探し続けるわけは
聞いておきたい事がある
ただそれだけの はずなのに
ひとりと聞いて心が騒ぐ

あなた追いかけ 金沢にひとり
夏の夜風に 身をさらされて
犀の流れを見つめる私
帰らぬ人と知ってはいても
さまよう女心が くやしいの

あなた追いかけ 京都から金沢
悲しい女のひとり旅です
夜汽車の窓を 流れる景色は
二度と帰らぬ想い出か
せつない女心を わかってほしい

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