はっぴいえんどの歌詞一覧リスト  32曲中 1-32曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
相合傘いつも 通り雨にゃ いつも 通り雨にゃ あの町 この町 どの路地もひっそり閑 いつも 通り雨にゃ いつも 通り雨にゃ ほおづき クチュ クチュ 相合傘 道行 すっかり晴れたら 離れなくちゃ もっと 降れふれ 相合傘 道行  明日 雨降りゃ 明日 雨降りゃ あの子も この子も 俺も すっからかん 明日 雨降りゃ 明日 雨降りゃ ほおづき クチュ クチュ 相合傘 楽しみ ゆっくり歩いて のんびりしなくちゃ あすは 休める 相合傘 楽しみ 路地はひっそり閑 俺はすっからかん あすは休める 相合傘 楽しみ  愛してるよ君 愛してるよ君 晴れた空には おてんと様ギンギラギン 愛してるよ君 愛してるよ君  ほおずりクスクス 相合傘 道行 すっかり晴れても 離れないさ ほおずりクスクス 相合傘 道行 路地はひっそり閑 俺はすっからかん あすは休める 相合傘 楽しみ 路地はひっそり閑 俺はすっからかん 路地はひっそり閑 俺はすっからかんはっぴいえんど細野晴臣細野晴臣いつも 通り雨にゃ いつも 通り雨にゃ あの町 この町 どの路地もひっそり閑 いつも 通り雨にゃ いつも 通り雨にゃ ほおづき クチュ クチュ 相合傘 道行 すっかり晴れたら 離れなくちゃ もっと 降れふれ 相合傘 道行  明日 雨降りゃ 明日 雨降りゃ あの子も この子も 俺も すっからかん 明日 雨降りゃ 明日 雨降りゃ ほおづき クチュ クチュ 相合傘 楽しみ ゆっくり歩いて のんびりしなくちゃ あすは 休める 相合傘 楽しみ 路地はひっそり閑 俺はすっからかん あすは休める 相合傘 楽しみ  愛してるよ君 愛してるよ君 晴れた空には おてんと様ギンギラギン 愛してるよ君 愛してるよ君  ほおずりクスクス 相合傘 道行 すっかり晴れても 離れないさ ほおずりクスクス 相合傘 道行 路地はひっそり閑 俺はすっからかん あすは休める 相合傘 楽しみ 路地はひっそり閑 俺はすっからかん 路地はひっそり閑 俺はすっからかん
愛餓をあいうえを かきくけこ さしすせそそそそ たちつててとと なにぬねの はひふへほ まみむめもももも やいゆえよ らりるれろろろろ わゐうゑを ンはっぴいえんど松本隆大瀧詠一あいうえを かきくけこ さしすせそそそそ たちつててとと なにぬねの はひふへほ まみむめもももも やいゆえよ らりるれろろろろ わゐうゑを ン
朝がカーテンの隙間から洩れ 横たわる君を優しく包む 白い壁に 光は遊び なんて眠りは 君を綺麗 にするんだ 今僕のなかを 朝が通り過ぎる 顔を乖け ひとり で生きて来た 何も見なかった 何も聞かなかった そんな今迄が 昔のような気がする もう起きてるの 眠そうな声 眼を薄くあけて 微笑み かける 何も答えず 息を吸い込む 僕は暖い 窓の外は冬はっぴいえんど松本隆大瀧詠一朝がカーテンの隙間から洩れ 横たわる君を優しく包む 白い壁に 光は遊び なんて眠りは 君を綺麗 にするんだ 今僕のなかを 朝が通り過ぎる 顔を乖け ひとり で生きて来た 何も見なかった 何も聞かなかった そんな今迄が 昔のような気がする もう起きてるの 眠そうな声 眼を薄くあけて 微笑み かける 何も答えず 息を吸い込む 僕は暖い 窓の外は冬
明日あたりはきっと春冬化粧 白は流れて 砂糖菓子の街 ひっそりと テーブルには 牛乳瓶に詰められた ぼくらの春が ほら ごらん 冬が空をゆっくりと渡ってゆくよ 冬がだんだん遠くなる 春の部屋 緑は流れ 木蓮の花 咲き乱れて 鳥になった ぼくとお前は 溶け出した春に舞い上る あしたあたりはきっと春はっぴいえんど松本隆鈴木茂冬化粧 白は流れて 砂糖菓子の街 ひっそりと テーブルには 牛乳瓶に詰められた ぼくらの春が ほら ごらん 冬が空をゆっくりと渡ってゆくよ 冬がだんだん遠くなる 春の部屋 緑は流れ 木蓮の花 咲き乱れて 鳥になった ぼくとお前は 溶け出した春に舞い上る あしたあたりはきっと春
あしたてんきになあれときどき戦闘機が墜ちてくる街に 今日は朝から雨がしとしと 黝んだ水溜りを飛んだ少女は とっておきの微笑 ぽつん  旧いふぃるむのようなざぁざぁ雨に 戦車のような 黒雲びゅうびゅう 人攫いの夢に怯えた少女は いっちょうらの涙を ぽつり あしたてんきになあれ あしたてんきになあれ  さっきまで駆逐艦の浮んでた通りに のっぴきならぬ虹がかかった その虹で千羽鶴折った少女は ふけもしない口笛 ひゅうひゅう あしたてんきになあれ あしたてんきになあれはっぴいえんど松本隆細野晴臣ときどき戦闘機が墜ちてくる街に 今日は朝から雨がしとしと 黝んだ水溜りを飛んだ少女は とっておきの微笑 ぽつん  旧いふぃるむのようなざぁざぁ雨に 戦車のような 黒雲びゅうびゅう 人攫いの夢に怯えた少女は いっちょうらの涙を ぽつり あしたてんきになあれ あしたてんきになあれ  さっきまで駆逐艦の浮んでた通りに のっぴきならぬ虹がかかった その虹で千羽鶴折った少女は ふけもしない口笛 ひゅうひゅう あしたてんきになあれ あしたてんきになあれ
あやか市の動物園あやか市 おそろ市や わび市では ないのです ぼくらのげんじゅうしょは ひとご都 なのです こおちゃをすするおまえ ぼくのどが からからだぜ からから ぱいろっとの からから わらいです からだをまさぐり つながろうとしたんだ ふれあえないこと しっているくせの あやかし おまえとぼくがいる けど ぼくら はいないのです じゆうをかたりあい かべにぬりこめあう ぼくら ですはっぴいえんど松本隆細野晴臣あやか市 おそろ市や わび市では ないのです ぼくらのげんじゅうしょは ひとご都 なのです こおちゃをすするおまえ ぼくのどが からからだぜ からから ぱいろっとの からから わらいです からだをまさぐり つながろうとしたんだ ふれあえないこと しっているくせの あやかし おまえとぼくがいる けど ぼくら はいないのです じゆうをかたりあい かべにぬりこめあう ぼくら です
田舎道マーマレード色のおてんとさま 息を切らして笑い声 麦わら帽子をぶんなげて 駆け出したい田舎道 かわいいお前は お天気屋 光のなかを泳いで来て しかめっつらして笑い出す 駆け出したい田舎道 向日葵(ひまわり)ぼうぼう燃えている わらぶき屋根の庭さきで おかみさんにこにこごあいさつ 駆け出したい田舎道 太陽ざあざあ降りそそいで 菜の花畑に寝ころんで お前の耳たぶすきとおって 駆け出したい田舎道はっぴいえんど松本隆大瀧詠一マーマレード色のおてんとさま 息を切らして笑い声 麦わら帽子をぶんなげて 駆け出したい田舎道 かわいいお前は お天気屋 光のなかを泳いで来て しかめっつらして笑い出す 駆け出したい田舎道 向日葵(ひまわり)ぼうぼう燃えている わらぶき屋根の庭さきで おかみさんにこにこごあいさつ 駆け出したい田舎道 太陽ざあざあ降りそそいで 菜の花畑に寝ころんで お前の耳たぶすきとおって 駆け出したい田舎道
いらいらどうしたというんだ 時計の音が 気になる 眠れない 眠れない いらいら いらいら いらいら 苦しい 苦しいんだ 息をすることも できない 多過ぎる 多過ぎる いらいら いらいら いらいら 嫌だ嫌だ 何もいいことなんて ない 街へ出ても 部屋にいても いらいら いらいら いらいらはっぴいえんど大瀧詠一大瀧詠一どうしたというんだ 時計の音が 気になる 眠れない 眠れない いらいら いらいら いらいら 苦しい 苦しいんだ 息をすることも できない 多過ぎる 多過ぎる いらいら いらいら いらいら 嫌だ嫌だ 何もいいことなんて ない 街へ出ても 部屋にいても いらいら いらいら いらいら
かくれんぼ曇った空の浅い夕暮れ 雲を浮かべて烟草をふかす 風はすっかり 凪いでしまった 私は熱いお茶を飲んでる 「君が欲しい」なんて言ってみて 裡でそおっと滑り落す 吐息のような嘘が一片 私は熱いお茶を飲んでる 雪融けなんぞはなかったのです 歪にゆがんだ珈琲茶碗に 餘った 瞬間が悸いている 私は熱いお茶を飲んでいる もう何も喋らないで そう黙ってくれればいいんだ 君の言葉が聞こえないから 雪景色は外なのです なかでふたりは隠れん坊 絵に描いたような 顔が笑う 私は熱いお茶を飲んでいるはっぴいえんど松本隆大瀧詠一曇った空の浅い夕暮れ 雲を浮かべて烟草をふかす 風はすっかり 凪いでしまった 私は熱いお茶を飲んでる 「君が欲しい」なんて言ってみて 裡でそおっと滑り落す 吐息のような嘘が一片 私は熱いお茶を飲んでる 雪融けなんぞはなかったのです 歪にゆがんだ珈琲茶碗に 餘った 瞬間が悸いている 私は熱いお茶を飲んでいる もう何も喋らないで そう黙ってくれればいいんだ 君の言葉が聞こえないから 雪景色は外なのです なかでふたりは隠れん坊 絵に描いたような 顔が笑う 私は熱いお茶を飲んでいる
風をあつめてPLATINA LYLIC街のはずれの 背のびした路次を 散歩してたら 汚点だらけの 靄ごしに 起きぬけの露面電車が 海を渡るのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を  とても素適な 昧爽どきを 通り抜けてたら 伽藍とした 防波堤ごしに 緋色の帆を掲げた都市が 碇泊してるのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を  人気のない 朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら ひび割れた 玻璃ごしに 摩天楼の衣擦れが 舗道をひたすのを見たんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空をPLATINA LYLICはっぴいえんど松本隆細野晴臣街のはずれの 背のびした路次を 散歩してたら 汚点だらけの 靄ごしに 起きぬけの露面電車が 海を渡るのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を  とても素適な 昧爽どきを 通り抜けてたら 伽藍とした 防波堤ごしに 緋色の帆を掲げた都市が 碇泊してるのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を  人気のない 朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら ひび割れた 玻璃ごしに 摩天楼の衣擦れが 舗道をひたすのを見たんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を
暗闇坂むささび変化ところは東京麻布十番 折しも昼下り 暗闇坂は蝉時雨 黒マントにギラギラ光る目で 真昼間っから妖怪変化 ももんがーっ ももんがーっ おー ももんがーっ  蝶々はひらひらひーら 蝙蝠ぱーたぱた 怪しげな雲流れる 黒ソフトに耳まで裂けたロで 「ごぶさたでした」と草疲びれた声 ももんがーっ ももんがーっ おー ももんがーっ  思い出してみればお婆ぁちゃんの 昔噺でお目にかかった以来 「苦労ばなしのひとつやふたつ聞かせろ」と 手を取り行くのも絵空事 ももんがーっ ももんがーっ おー ももんがーっはっぴいえんど松本隆細野晴臣ところは東京麻布十番 折しも昼下り 暗闇坂は蝉時雨 黒マントにギラギラ光る目で 真昼間っから妖怪変化 ももんがーっ ももんがーっ おー ももんがーっ  蝶々はひらひらひーら 蝙蝠ぱーたぱた 怪しげな雲流れる 黒ソフトに耳まで裂けたロで 「ごぶさたでした」と草疲びれた声 ももんがーっ ももんがーっ おー ももんがーっ  思い出してみればお婆ぁちゃんの 昔噺でお目にかかった以来 「苦労ばなしのひとつやふたつ聞かせろ」と 手を取り行くのも絵空事 ももんがーっ ももんがーっ おー ももんがーっ
さよならアメリカ さよならニッポンさよならアメリカ さよならニッポン  さよならアメリカ さよならニッポン  バイバイ バイバイ バイバイ バイバイはっぴいえんどはっぴいえんどはっぴいえんど&ヴァン・ダイク・パークスさよならアメリカ さよならニッポン  さよならアメリカ さよならニッポン  バイバイ バイバイ バイバイ バイバイ
さよなら通り3番地知らない空が ぐるりとまわり 冬の絵の具が 淋しく流れる どの通りにも さよならなんて 淋しい言葉が 滲んでいるだけ こうしてぼくは待っていよう きみが微笑みを想い出すまでははっぴいえんど松本隆鈴木茂知らない空が ぐるりとまわり 冬の絵の具が 淋しく流れる どの通りにも さよならなんて 淋しい言葉が 滲んでいるだけ こうしてぼくは待っていよう きみが微笑みを想い出すまでは
しんしんしん古惚け黄蝕んだ心は 汚れた雪のうえに 落ちて 道の端の塵と混じる 何もかも嫌になり 自分さえ汚れた雪 のなかに消えて 泥濘になればいい 車が驟る白いものは雪 人が渉く 雪は白い 都市の裏の吹き溜り 其の時ぼくは見たんだ もっと深く韻く 何かを 黙りこくった雪がおちる 都市に積る雪なんか 汚れて当り前 という そんな馬鹿な 誰が汚したはっぴいえんど松本隆細野晴臣古惚け黄蝕んだ心は 汚れた雪のうえに 落ちて 道の端の塵と混じる 何もかも嫌になり 自分さえ汚れた雪 のなかに消えて 泥濘になればいい 車が驟る白いものは雪 人が渉く 雪は白い 都市の裏の吹き溜り 其の時ぼくは見たんだ もっと深く韻く 何かを 黙りこくった雪がおちる 都市に積る雪なんか 汚れて当り前 という そんな馬鹿な 誰が汚した
12月の雨の日水の匂いが眩しい通りに 雨に憑れたひとが行き交う 雨あがりの街に 風がふいに立る 流れる人波を ぼくはみている ぼくはみている 雨に病んだ飢いたこころと 凍てついた空を街翳が縁どる 雨あがりの街に 風がふいに立る 流れる人波を ぼくはみているはっぴいえんど松本隆大瀧詠一水の匂いが眩しい通りに 雨に憑れたひとが行き交う 雨あがりの街に 風がふいに立る 流れる人波を ぼくはみている ぼくはみている 雨に病んだ飢いたこころと 凍てついた空を街翳が縁どる 雨あがりの街に 風がふいに立る 流れる人波を ぼくはみている
空いろのくれよん空いろのクレヨンできみを描いたんです そっぽを向いた真昼の遊園地で 花模様のドレスがとても良く似合うんで ぼくのポケットにはいりきらないんです ぼくは きっと風邪をひいてるんです  きみの眸のなかで雲が急に雪崩れると おもて通りはブランコのように揺れるんです 画用紙のなかのきみはとても綺麗すぎるんで 透き徹った冬に帰ってしまうんです ぼくは きっと風邪をひいてるんですはっぴいえんど松本隆大瀧詠一空いろのクレヨンできみを描いたんです そっぽを向いた真昼の遊園地で 花模様のドレスがとても良く似合うんで ぼくのポケットにはいりきらないんです ぼくは きっと風邪をひいてるんです  きみの眸のなかで雲が急に雪崩れると おもて通りはブランコのように揺れるんです 画用紙のなかのきみはとても綺麗すぎるんで 透き徹った冬に帰ってしまうんです ぼくは きっと風邪をひいてるんです
続はっぴーいいえーんど「もうずっと昔に 楽しい振りや 愉快な 振りや 淋しい振りや 悲しい振りや 苦しい振り することなんか 忘れ ちまったと思ってた」 「だけど この頃 闇ん中を手探りで 歩いているような 指先に渇いた 風を感じるような そんな気分に なるんだ」 「そんな時 ふと思うんだけど ぼくは 盲人の振りをしてんのかもしれない」 「ねえ 君は ほんとうに ふしあわせなの」 はっぴ「いいえ」んど はっぴ「いいえ」んど はっぴ「いいえ」んど 「いいえ」 「いいえ」はっぴいえんど松本隆細野晴臣「もうずっと昔に 楽しい振りや 愉快な 振りや 淋しい振りや 悲しい振りや 苦しい振り することなんか 忘れ ちまったと思ってた」 「だけど この頃 闇ん中を手探りで 歩いているような 指先に渇いた 風を感じるような そんな気分に なるんだ」 「そんな時 ふと思うんだけど ぼくは 盲人の振りをしてんのかもしれない」 「ねえ 君は ほんとうに ふしあわせなの」 はっぴ「いいえ」んど はっぴ「いいえ」んど はっぴ「いいえ」んど 「いいえ」 「いいえ」
颱風四辺は俄かにかき曇り 窓の簾を洌たい風が ぐらぐらゆさぶる 正午のてれびじょんの天気予報が 台風第二十三号の 接近を知らせる 空を鼠色の雲が 迅く迅く迅く迅くはしり 風は どんどんどんどんふいてくる 台風 台風 どどどどどっどー どどどどどっどーみんな吹きとばす  街はしーんと闇くなり 樋からあふれ落ちた水は道の真ん中を 我物顔ですべる 地面にぴしぴしとびはねる 雨は天の投げ飛礫 地上の洗濯に 風と雨粒は我武者羅にそこら一面 ぐるぐるぐるぐる踊りまわる 台風 台風 どどどどどっどー どどどどどっどーみんな吹きとばせはっぴいえんど大瀧詠一大瀧詠一四辺は俄かにかき曇り 窓の簾を洌たい風が ぐらぐらゆさぶる 正午のてれびじょんの天気予報が 台風第二十三号の 接近を知らせる 空を鼠色の雲が 迅く迅く迅く迅くはしり 風は どんどんどんどんふいてくる 台風 台風 どどどどどっどー どどどどどっどーみんな吹きとばす  街はしーんと闇くなり 樋からあふれ落ちた水は道の真ん中を 我物顔ですべる 地面にぴしぴしとびはねる 雨は天の投げ飛礫 地上の洗濯に 風と雨粒は我武者羅にそこら一面 ぐるぐるぐるぐる踊りまわる 台風 台風 どどどどどっどー どどどどどっどーみんな吹きとばせ
抱きしめたい淡い光が吹きこむ窓を 遠い田舎が飛んでゆきます ぼくは烟草をくわえ 一服すると きみのことを考えるんです  黝い煙を吐き出しながら 白い曠地を切り裂いて 冬の機関車は 走ります きみの街はもうすぐなんです ゴオ  ゴオ  ゴオ  と 雪の銀河をぼくは まっしぐらなんです  飴いろの雲に着いたら 浮かぶ驛の沈むホームに とても素速く 飛び降りるので きみを燃やしてしまうかもしれませんはっぴいえんど松本隆大瀧詠一淡い光が吹きこむ窓を 遠い田舎が飛んでゆきます ぼくは烟草をくわえ 一服すると きみのことを考えるんです  黝い煙を吐き出しながら 白い曠地を切り裂いて 冬の機関車は 走ります きみの街はもうすぐなんです ゴオ  ゴオ  ゴオ  と 雪の銀河をぼくは まっしぐらなんです  飴いろの雲に着いたら 浮かぶ驛の沈むホームに とても素速く 飛び降りるので きみを燃やしてしまうかもしれません
敵タナトスを想起せよ!涙ぐんだような碧めた月が うとうと している隙に忍び込んで来て 部屋を浄って いる 何かが近づく気配がしている 壁や床板の密やかな息に 雨が吹き なぐる とても不可思議な夜だった 時が羽撃いて辺りを顫わす 底知れず深い二月が漂い 眩瞑く弾ける 敵がいるんだ硝子のように 冷い つめたく螺子曲がった針の 背後に 蟄れている とても不可思義な夜だった 暖い布団を温々くと纏う 私は冷い 何を怨うか 何を呪うか 硝子壜の底で喘ぎ苦しんで 冷静に 落ちる 可笑しくもないのに 笑い出し たかった とても 不可思議な夜だったはっぴいえんど松本隆細野晴臣涙ぐんだような碧めた月が うとうと している隙に忍び込んで来て 部屋を浄って いる 何かが近づく気配がしている 壁や床板の密やかな息に 雨が吹き なぐる とても不可思議な夜だった 時が羽撃いて辺りを顫わす 底知れず深い二月が漂い 眩瞑く弾ける 敵がいるんだ硝子のように 冷い つめたく螺子曲がった針の 背後に 蟄れている とても不可思義な夜だった 暖い布団を温々くと纏う 私は冷い 何を怨うか 何を呪うか 硝子壜の底で喘ぎ苦しんで 冷静に 落ちる 可笑しくもないのに 笑い出し たかった とても 不可思議な夜だった
飛べない空亜米利加から遠く離れた 空の下で 何が起るのか 閉ざされた陸のような こころに 何が起るのか 嘘で固めた画描きのぺてん師が あのへたな空を描いたような気がする 一つの憧れが 羽をもって 詩が生れても 一つの試が生れても 誰が歓ぶか 嘘で固めた母親のぺてん師が 生れた子供を殺すようなそんな気がするはっぴいえんど細野晴臣細野晴臣亜米利加から遠く離れた 空の下で 何が起るのか 閉ざされた陸のような こころに 何が起るのか 嘘で固めた画描きのぺてん師が あのへたな空を描いたような気がする 一つの憧れが 羽をもって 詩が生れても 一つの試が生れても 誰が歓ぶか 嘘で固めた母親のぺてん師が 生れた子供を殺すようなそんな気がする
夏なんです田舎の白い畦道で 埃っぽい風が立ち止る 地べたにペタンとしゃがみこみ 奴らがビー玉はじいてる ギンギンギラギラの 太陽なんです ギンギンギラギラの 夏なんです  鎮守の森は ふかみどり 舞い降りてきた 静けさが 古い茶屋の 店先に 誰かさんとぶらさがる ホーシーツクツクの 蝉の声です ホーシーツクツクの 夏なんです  空模様の縫い目を辿って 石畳を駆け抜けると 夏は通り雨と一緒に 連れ立って行ってしまうのです モンモンモコモコの 入道雲です モンモンモコモコの 夏なんです  日傘くるくる ぼくはたいくつ 日傘くるくる ぼくはたいくつはっぴいえんど松本隆細野晴臣田舎の白い畦道で 埃っぽい風が立ち止る 地べたにペタンとしゃがみこみ 奴らがビー玉はじいてる ギンギンギラギラの 太陽なんです ギンギンギラギラの 夏なんです  鎮守の森は ふかみどり 舞い降りてきた 静けさが 古い茶屋の 店先に 誰かさんとぶらさがる ホーシーツクツクの 蝉の声です ホーシーツクツクの 夏なんです  空模様の縫い目を辿って 石畳を駆け抜けると 夏は通り雨と一緒に 連れ立って行ってしまうのです モンモンモコモコの 入道雲です モンモンモコモコの 夏なんです  日傘くるくる ぼくはたいくつ 日傘くるくる ぼくはたいくつ
はいからはくちはいから  はいから はいから  はいから ぼくははいから血塗れの空を 玩ぶきみと こかこおらを飲んでいる きみははいから裳裾をからげ 賑やかな都市を飾る 女郎花 ぼくは  ぼくははいからはくち  はいから  はいから はいから  はいから ぼくははいから血を吐きながら きみののおにただ夕まぐれ きみははいから唐紅の 蜜柑色したひっぴーみたい ぼくは  ぼくははいからはくち はいから  はいから はいから  ら  らはっぴいえんど松本隆大瀧詠一はいから  はいから はいから  はいから ぼくははいから血塗れの空を 玩ぶきみと こかこおらを飲んでいる きみははいから裳裾をからげ 賑やかな都市を飾る 女郎花 ぼくは  ぼくははいからはくち  はいから  はいから はいから  はいから ぼくははいから血を吐きながら きみののおにただ夕まぐれ きみははいから唐紅の 蜜柑色したひっぴーみたい ぼくは  ぼくははいからはくち はいから  はいから はいから  ら  ら
はいから・びゅーちふるはいから・びゅーてぃふる はいから・びゅーてぃふる はいから・びゅーちふるはっぴいえんど多羅尾伴内多羅尾伴内はいから・びゅーてぃふる はいから・びゅーてぃふる はいから・びゅーちふる
はっぴいえんど今は昔のこと 末永く暮した桃太郎のよう に しあわせになれるという 伽噺のように はっぴいえんど はっぴいえんどならいいさ でも しあわせなんて どう終わるかじゃない どう始めるかだぜ 昔も今のこと ベンツでも乗り廻わし 二号さんでも囲えば しあわせに なれる という社長さんのように えらくなれたら えらくなれたらいいさ でも しあわせなんて何を持ってるかじゃない 何を欲しがるかだぜはっぴいえんど松本隆細野晴臣今は昔のこと 末永く暮した桃太郎のよう に しあわせになれるという 伽噺のように はっぴいえんど はっぴいえんどならいいさ でも しあわせなんて どう終わるかじゃない どう始めるかだぜ 昔も今のこと ベンツでも乗り廻わし 二号さんでも囲えば しあわせに なれる という社長さんのように えらくなれたら えらくなれたらいいさ でも しあわせなんて何を持ってるかじゃない 何を欲しがるかだぜ
花いちもんめぼくらが 電車通りを駆け抜けると 巻きおこる たつまきで街はぐらぐら おしゃれな風は花びらひらひら 陽炎の街 まるで花ばたけ  紙芝居屋が 店をたたんだあとの 狭い 路次裏はヒーローでいっぱい 土埃の風の子たちにゃあ 七つの海も まるで箱庭さ  右手の烟突は 黄色い煙を吐き 左手の烟突は 紅い煙を吐く みんな妙に怒りっぽいみたい みんな妙に怒りっぽいみたいはっぴいえんど松本隆鈴木茂ぼくらが 電車通りを駆け抜けると 巻きおこる たつまきで街はぐらぐら おしゃれな風は花びらひらひら 陽炎の街 まるで花ばたけ  紙芝居屋が 店をたたんだあとの 狭い 路次裏はヒーローでいっぱい 土埃の風の子たちにゃあ 七つの海も まるで箱庭さ  右手の烟突は 黄色い煙を吐き 左手の烟突は 紅い煙を吐く みんな妙に怒りっぽいみたい みんな妙に怒りっぽいみたい
春一番乾いた街に 風が吹きはじめた 冷たい通りを抜けて 君の窓まで  いつまでもまつ事はない まぼろし達をおいはらえ 春一番がつくるのは それは君の春の祭  春一番の風は 春一番の風は ヤスガーズ・ファームへ君を 連れていくのだろうか  この街を出る為に 今港に漂う 君の船の帆柱に 春一番の風が吹く  イヤな街だよこの街は 声もうつろに響くだけ 春一番に誘われて 君の船をこぎ出そうよ  春一番の風は 春一番の風は ヤスガーズ・ファームへ君を 連れていくのだろうかはっぴいえんど西岡恭蔵西岡恭蔵乾いた街に 風が吹きはじめた 冷たい通りを抜けて 君の窓まで  いつまでもまつ事はない まぼろし達をおいはらえ 春一番がつくるのは それは君の春の祭  春一番の風は 春一番の風は ヤスガーズ・ファームへ君を 連れていくのだろうか  この街を出る為に 今港に漂う 君の船の帆柱に 春一番の風が吹く  イヤな街だよこの街は 声もうつろに響くだけ 春一番に誘われて 君の船をこぎ出そうよ  春一番の風は 春一番の風は ヤスガーズ・ファームへ君を 連れていくのだろうか
春よ来いお正月といえばこたつを囲んで おぞう煮を食べながら かるたをしてたものです 今年はひとりぼっちで年を迎えたんです 除夜の鐘が寂しすぎ耳を押えてました 家さえ飛び出なければ 今頃みんなそろっておめでとうが云えたのに どこでまちがえたのか? だけどすべてをかけた 今はただやってみよう 春が訪れるまで 今は遠くないはず 春よ来い 春よ来いはっぴいえんど松本隆大瀧詠一お正月といえばこたつを囲んで おぞう煮を食べながら かるたをしてたものです 今年はひとりぼっちで年を迎えたんです 除夜の鐘が寂しすぎ耳を押えてました 家さえ飛び出なければ 今頃みんなそろっておめでとうが云えたのに どこでまちがえたのか? だけどすべてをかけた 今はただやってみよう 春が訪れるまで 今は遠くないはず 春よ来い 春よ来い
春らんまん向ふを行くのは お春じゃなゐか 薄情な眼つきで 知らぬ顔 沈丁花を匂はせて おや、まあ ひとあめくるね  はるさめもやふのお春じゃなゐか 紺のぼかしの 蛇の目傘に 花桅子の雨が けぶる おや、まあ これからあひびきかゐ  婀娜な黒髪 お春じゃなゐか 淡くれなゐに 頬紅そめりゃあ 巴旦杏もいろなしさ おや、まあ 春らんまんだね  暖房装置の冬が往くと 冷房装置の夏が来た ほんに春は来やしなゐ おや、まあ また待ちぼうけかゐはっぴいえんど松本隆大瀧詠一向ふを行くのは お春じゃなゐか 薄情な眼つきで 知らぬ顔 沈丁花を匂はせて おや、まあ ひとあめくるね  はるさめもやふのお春じゃなゐか 紺のぼかしの 蛇の目傘に 花桅子の雨が けぶる おや、まあ これからあひびきかゐ  婀娜な黒髪 お春じゃなゐか 淡くれなゐに 頬紅そめりゃあ 巴旦杏もいろなしさ おや、まあ 春らんまんだね  暖房装置の冬が往くと 冷房装置の夏が来た ほんに春は来やしなゐ おや、まあ また待ちぼうけかゐ
氷雨月のスケッチ雨のむこうに街が煙って 赤や黄のパラソル涙に濡れて 12色の色鉛筆でスケッチされたお前の顔 ねえ もうやめようよ こんな淋しい話 お前の暗い瞳の中に 青褪めた街 深く沈んで ねえ もうやめようよ こんな淋しい話はっぴいえんど松本隆鈴木茂雨のむこうに街が煙って 赤や黄のパラソル涙に濡れて 12色の色鉛筆でスケッチされたお前の顔 ねえ もうやめようよ こんな淋しい話 お前の暗い瞳の中に 青褪めた街 深く沈んで ねえ もうやめようよ こんな淋しい話
風来坊ふらり ふら ふら 風来坊 風来坊 朝から 晩まで 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 疲れてる 風来坊 風来坊 いつまでたっても 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 ララララララ ララララララア ラアララララア ラアララアラアラア ララララアラアラア 風来坊 風来坊 風来坊  ふらり ふら ふら 風来坊 風来坊 歳月たっても 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風俗低俗 風来坊 風来坊 いきがってる 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊はっぴいえんど細野晴臣細野晴臣ふらり ふら ふら 風来坊 風来坊 朝から 晩まで 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 疲れてる 風来坊 風来坊 いつまでたっても 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 ララララララ ララララララア ラアララララア ラアララアラアラア ララララアラアラア 風来坊 風来坊 風来坊  ふらり ふら ふら 風来坊 風来坊 歳月たっても 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風俗低俗 風来坊 風来坊 いきがってる 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊
無風状態マストに風を巻いて 海に乗り出せ 低い雲をしょったら 西まで連れてけ 破れ空から洩れてる 光をたぐって 土と木の実をしょったら 都市の海まで連れてけ  肩のオウムは 何を歌う 思い出せない 昔の詩(うた)  奴はエイハブ 気取って 海をひとかき 沖のカモメは 潮時を 唄ってはばたく  はるかな海は何を思う さけび出したい “とりかじいっぱい!”  “風がなけりゃ ねえ船長” (×4times) マストの風をたたんで 彼は今 夜霧のメリケン波止場で 船を降りるはっぴいえんど細野晴臣細野晴臣マストに風を巻いて 海に乗り出せ 低い雲をしょったら 西まで連れてけ 破れ空から洩れてる 光をたぐって 土と木の実をしょったら 都市の海まで連れてけ  肩のオウムは 何を歌う 思い出せない 昔の詩(うた)  奴はエイハブ 気取って 海をひとかき 沖のカモメは 潮時を 唄ってはばたく  はるかな海は何を思う さけび出したい “とりかじいっぱい!”  “風がなけりゃ ねえ船長” (×4times) マストの風をたたんで 彼は今 夜霧のメリケン波止場で 船を降りる
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