少年の墓

谷村新司

少年の墓

作詞:谷村新司
作曲:谷村新司
発売日:2009/03/11
この曲の表示回数:14,571回

少年の墓
波は岸辺に寄せ 貝殻を拾う君は
けがれを知らぬ あの頃の
遠くを見る様な 瞳のままで

大人になった 夢を追い続けながら
私は目を伏せ 自分の影に目を落とした

影は細く淡く 悲しく震えて見えた
それはまるで親を失くした 少年の墓のようだ

君は夢を語れ 私の分まで語れ
夢に命をかけるなら
他のすべてを すててまで

臆病者の これがせめてもの言葉だ
私は目を伏せ 自分の影に目を落とした

影は細く淡く 悲しく震えて見えた
それはかなわぬ道に倒れた 少年の墓のようだ

君は海に向え 私は岸辺に立って
遠く思いを焦がすばかりの 少年の墓になろう……

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