私のヴァンサンカン

加藤登紀子

私のヴァンサンカン

作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子
発売日:2002/06/19
この曲の表示回数:15,407回

私のヴァンサンカン
こんな日があったことなど いつか
誰もが忘れてしまうだろう
もう二度と逢えるはずのない人の
淋しい横顔見つめていた

夢でも恋でもなく ただむやみに
自由だけがとりえのヴァンサンカン
息がつまるほどに抱きしめて
さよならの言葉しか 言えなかった

音をたててこわれてゆく むこうみずな夢たちよ
明日から先は闇の中 きしむ音だけが聞こえていた

思い出は哀しみさえ美しく
ほろ苦い甘さにそめあげる
淋しさが窓を打つ夜更に
冬の星のようにきらめいて

夢でも恋でもなく ただむやみに
自由だけがとりえのヴァンサンカン
なくしたものばかりに見えるけど
何もかもがいとおしい 私のヴァンサンカン

夢でも恋でもなく ただむやみに
自由だけがとりえのヴァンサンカン
なくしたものばかりに見えるけど
何もかもがいとおしい 私のヴァンサンカン

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