どんなときだって幸せをさがしていた

馬場俊英

どんなときだって幸せをさがしていた

作詞:馬場俊英
作曲:馬場俊英
編曲:高橋剛・馬場俊英
発売日:1998/12/12
この曲の表示回数:16,286回

どんなときだって幸せをさがしていた
眠れない夜をあきらめて
古い写真を眺めてたんだ
急に冷え込んだ 午前四時の闇の中

しゃべりだしそうな君の顔を
ひとつ ふたつ 数えながら
通り過ぎた日の中に僕は潜り込む

テレビドラマに泣いた君の
泣き顔を僕がからかってた
どんな夜だってふたりでいれたら それが幸せだった

あの頃のことをただ思い出せば 知らずにまた
心は君のところに戻ってしまう
眠るまで手をつないでいた ちいさな部屋の片隅の
窓辺に月の光りが君の髪を照らしてた oh

ちいさな嘘をついた君を
問い詰めて僕はまくしたてた
あんな大声を出すことなんてないのに

灰皿を壁に投げつけて
泣きながらふたりで片付けた
どんな夜だって幸せをさがしていた

擦り減るように時が流れ 降り積もるように胸を痛め
思い出の店にふたりで出掛けた夜にさよならをした

あの頃のことを今思い出せば 知らずにまた
心は君のところで止まってしまう
ああ そこに何か大切なものを僕は忘れてきた
何ひとつも守れずに 約束さえできないまま oh

風が吹いたら消えてしまう
生まれたばかりの炎のようなそんな愛だった
だけどそれだけが心暖めたんだ いつだって

あの頃の僕や君を思い出す夜はいつも
君の笑顔が僕を運んで行くよ
間違いや 足りない物の中にある
きれいな「青さ」みたいなものを
時々教えてくれる君がそこにいる 胸の中に甦る oh

灰皿を壁に投げつけた
テレビドラマに君が泣いた
どんなときだって幸せをさがしていた

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