一夜かぎり

小林幸子

一夜かぎり

作詞:阿久悠
作曲:鄭豊松
発売日:1998/04/25
この曲の表示回数:30,745回

一夜かぎり
一夜と千夜を くらべてみて
どちらを選ぶと たずねながら
桜の花が 散るのを見つめ
こんどは 蛍のとき
その日が過ぎて 紅葉の季節
やがては 雪の舞い
愛して つづいて 逢っていても
そのとき そのとき 一夜かぎり

すっかり馴染んだ 腕のまくら
いい夢みたいと 願いながら
夜ふけの月が 雲るを眺め
夜風に ためいきつく
もう朝なんだ あと一時間
あなたは 寝息だけ
愛して つづいて 逢っていても
そのとき そのとき 一夜かぎり

思えばはるかな 時の彼方
紡いだ愛さえ かぞえきれず
何度か髪の 形を変えて
だんだん 短くなる
そういうこころ あなたの胸に
少しは 響くでしょう
愛して つづいて 逢っていても
そのとき そのとき 一夜かぎり

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