母ざんげ

清水博正

母ざんげ

作詞:木下龍太郎
作曲:岡千秋
編曲:伊戸のりお
発売日:2016/06/22
この曲の表示回数:15,603回

母ざんげ
母と言う身を 忘れなければ
果たせぬものやら ご奉公
お家騒動 若君様を
守るためとは 言いながら
わが子にさせる 毒味役

毒は食うなと 叱るが常を
毒と見えたら 食えと言う
倅 千松 許しておくれ
生みの母でも この母を
鬼と呼ばずに 何と呼ぶ 何と呼ぶ

「これ、千松。若君様へお見舞いの御お菓子、
我先に手を出すとは、何たる不調法じゃ」
「申し訳ござりませぬ。あまりに美味しそうなお菓子でござりましたので、
千松が不調法を致しました。乳母君様、何卒千松をお許し下さりませ…」

「おお、千松。よう毒と知りつつ、若君様の身代わりになってくれた。
礼を言います。この通りじゃ。なれど、お家の為とは申せ、幼い命を
最後が最後まで母と呼べず逝ったのか。今一度、可愛い声で
「母様(かかさま)」と、「母様」と呼んで下され。のう、千松」

頑是(がんぜ)無い子に 判りはすまい
忠義という字の 意味などは
親の言い付け 素直に守り
いのち縮めた 子が不憫(ふびん)
血を吐く胸の
血を吐く胸の 母ざんげ

コトバのキモチ 投稿フォーム

ココでは、アナタのお気に入りの歌詞のフレーズを募集しています。
下記の投稿フォームに必要事項を記入の上、アナタの「熱い想い」を添えてドシドシ送って下さい。

推薦者:お名前(ペンネーム可)必須
性別:
  任意
年齢:
 歳 任意
投稿フレーズ:必須
曲名:必須
歌手名:必須
コメント:必須
歌ネットに一言あれば:任意

※歌詞間違いのご指摘、歌ネットへのご要望、
その他返信希望のお問い合わせなどは
コチラからどうぞ。→ 問い合わせフォーム

×