アンドロイド

AJISAI

アンドロイド

作詞:松本俊
作曲:松本俊
発売日:2013/08/21
この曲の表示回数:19,377回

アンドロイド
君は量産型ロボット 人の形をしたアンドロイド
ネットの広告で見つけたんだ 人工知能搭載最新機
僕の言うことなら何でも聞く 掃除に洗濯に性欲処理
名前は無いけど首の後ろに No.10535の刻印

初恋の人の名前を付けた それが今日から君の名前だよ
君を連れて街を歩いたら 同じ顔の“君”が沢山いた
見た目も中身もおんなじなのに それぞれ違う名で呼ばれてる
みんな僕と同じように君の中に違う何かを見出だそうとしてる

※取り扱い注意 決して感情移入しないこと
解ってるけどその温もりが嬉しかった
僕は君に恋をした 機械仕掛けの君に恋をした
でも君は年を取ることがない 皺も白髪も増えることがない
電池が切れるまで生き続ける 僕だけがただ一人年老いていく

永遠がこんなに悲しいものだと僕は知らなかったんだ
限りある日々を 命を 憂いながら分け合いながら
ただ君と暮らしたいのです

「私にもどうか終わりを下さい。」ある日突然君が言ったんだ
こぼれ落ちたその涙でさえも全てプログラミングされてるの?
全国では自殺者が急増 テレビが君の顔を映し出す
「この性悪兵器を破壊せよ!」声高に叫ぶコメンテーター

信じたくないよ 信じたくないよ
君と重ねた月日が 誰かに作られた偽物だとしても
それでいい それでもいいから…

神に逆らって 自然の摂理にも抗った
その代償が君の存在 人類が背負わされた贖罪
逃げるように僕ら走ってく 辿り着くその場所も解らないまま

永遠がこんなに悲しいものだと僕は知らなかったんだ
限りある日々を 命を 憂いながら分け合いながら ただ君と…

いつか年老いて 声も嗄れて 朽ち果てて消えてゆく
それすら美しい 全てが生きてる証 どれもが奇跡
今やっと気付けたんだよ 君がいたから

ついに政府が動き出した 強制回収・強制停止
僕から大事なものがまた一つ奪われ壊され連れ去られてく
街の外れのゴミ集積場 真夜中にこっそり忍び込んだ
山積みになった君の中から 僕は必ず“君”を見つけ出してみせる

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