帰り道急ごう

たどり来た道のりを思いおこし
その胸の時計の逆まわし 急ごう
きずきあげた積木細工のもどかしさ

ポケットにかくしたカエルの子
泣く気持ちすぐ解るあの頃に 急ごう
確かにあった宝ものだった ふたつない

昼下がり始めたかくれんぼ
いつまでも見つけられない泣きべそ鬼よ 急ごう
夕焼け色がまだ残っているよ 帰り道
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