雨だれの唄

雨だれの音が やさしかった
雨だれの光が まぶしかった
冬の嵐の雨のあとの
のきの日ざしが 朝を告げた
運命のように 寄せた嵐に
誓いをつなぐすべもしらず
激しいうねりに かじもとれず
若い僕らの 恋は 終った
新しい夢を あの人の胸にも
朝の光が 運んで欲しい

雨だれの音が やさしかった
雨だれの光が まぶしかった
冬の嵐の雨のあとの
虹の流れに 朝を知った
新しい夢を あの人の胸にも
朝の光が 運んで欲しい

運んでほしい
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