松島紀行

涙どんなに 流してみても
過ぎたあの日は かえらない
別れるための 旅なのに
面影ばかり 浮かびます
ひとり松島 未練がつのる
あなたにも一度… 逢いたくて

ふたり暮らした 小さな部屋も
なぜか今では なつかしい
あなたに逢えて よかったと
心でそっと つぶやいた
ひとり松島 心が寒い
小雨に濡れてる 五大堂

潮の満干(みちひき) 男と女
夢がどこかで すれ違う
あなたと買った 鉢植えは
枯れずに花が 咲きますか
ひとり松島 思い出乗せて
島から島へと 船が行く
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