未来の行方

知らないふりを決め込んでも
鮮明にうつる傷跡
突然よぎる強い不安に歩き始めてた
いつもの道順

すれ違う人の波は
思ったよりも残酷で

前触れのない雨に傘をさすことも忘れて
揺れる想い抱いて足を早める

いつか見つけた小さなカフェ
こぼれたかけらを集めても
元通りには繋げられずに
そばにいる意味を一人確かめた

たどりついた部屋の片隅
私だけの場所があった

胸のおく抱えためまいに似た疑惑を
何もなかったように笑い飛ばして

二人の色にそまる未来の行方は
まだこの手にあると知って指を絡めた
離れないように
×