花の舞う街

サラサラと花ビラが 舞い踊り彩(いろ)づく街
甘い香りと共に 吹き抜けてく春風

何かに惹(ひ)かれるように ふと顔を上げてみれば
君と目が合う世界が 揺れて二人胸が震えた

君と過ごす時間はそうまるで光のようで
照れくさく笑う君のあどけない顔が大好きで

春の風に歌う花ビラは 君と僕をただ包み込む
ほどけない指の温もりは 時に引き裂かれてく

君があの日くれた言葉 「貴方は春みたいよ」と
そして「私の彩(いろ)を変えてくれてありがとう」と

君の想うことは全て僕の想うことで
それが解った時に全ての不安が消えてゆく

瞳を閉じれば思い出す カケヒキなどないあの瞬間(とき)を
僕ら二人の未来の彩(いろ)は あの青空のように…

春の風に歌う花ビラは 君と僕をただ包み込む
ほどけない指の温もりを ギュッと逃がさぬように

「ずっとずっと続けばいい」と こんな幸せな毎日が
あの日君が話した夢を 二人で叶えていこう
かけがえのない夢を…

まずは出会った花の舞う街を“並んで”歩こう
春の陽射しを浴びたり 二人で笑いあおう
そんな夢をずっと…
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