明日の前に

どれだけ歩いたのか 覚えていません
気づいた時は 風の中
涙がひとしずく 頬をつたう頃
淋しい夜だけが むかえに来ました
あ~あ人生は 流れ星
いつ果てるともなく さまようだけです

いろんな言葉にまどわされました
枯葉の舞う音も 覚えています
一人でいてさえも 悲しい町で
愛をみつけても 言葉がないんです
あ~あ人生は 一人芝居
いつ終るともなく 続けるだけです

貧しい心で生きてみます
こわれた夢も抱きしめて
傷つけあうよりも たしかめあって
やさしい鳥になり 空へむかいます
あ~あ人生は はぐれ雲
いつ消えるともなく 流れて行きます

時には自分をふりかえります
話しかけます 涙のままで
あふれる悲しみを 笑いに変えて
さすらう心根を 歌にたくして
あ~あ人生は めぐりめぐる
いつ安らぐのかも 夢の彼方へ

あ~あ人生は めぐりめぐる
いつ安らぐのかも 夢の彼方へ
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