安芸の宮島

ひとりで旅する おんなの背中
泣いているよに 見えますか
あなたをどんなに 愛しても
いつかこころの すれ違い
安芸の宮島 朱色の鳥居
胸の痛みを わかって欲しい…

感じていました あなたはいつも
愛の狭間(はざま)で 揺れていた
こんなに小さな 指輪でも
捨てる勇気が ありません
安芸の宮島 弥山(みせん)に立てば
瀬戸は引き潮 涙でかすむ…

未練という名の こころの霧は
いつになったら 晴れますか
あなたを忘れる おんな旅
今日で終わりに したいから
安芸の宮島 夕陽の海よ
生まれ変われる あしたが欲しい…
×