ファムファタール

降り注ぐ
鏡のようだと思ってた
他人の視線は
私をはっきりさせたから

灰色の世界で
危ういのはこの存在で
喉を駆けあがる
災いが起きる寸前を生きてた

だから飛び込まなくちゃ
そして逃げ切らなくちゃいけない

誰かの胸に滑るとき
刺さる瞳は色めく私の在処
革命を感じた

荒れ散る程に魅せられて
引き返せない
私はまた身を任す

どうしても ねぇどうしても

虚しさも
湧かないよりかはまだましで
摩擦を手段に
私はゆっくり現実味さえ
帯びた気でいた

幻想という名の揺り籠で
お願い私にあなたが知ってる
私の事、話して

ひとの肌ってまるで
ホルマリン漬けの闇みたいなの

誰かの腕へ潜るたび
かたちを変えて煌めく私の星座
衝撃を覚えてる

虚構の海に
取り憑かれ取り憑くように
私はただ身を焦がす

何度でも さあ何度でも

誰かの胸に滑るとき
刺さる瞳は色めく私の在処
革命を感じた

荒れ散る程に魅せられて
引き返せない
私はまた身を任す

どうしても どうして

誰かの腕へ潜るたび
かたちを変えて煌めく私の星座
衝撃を覚えてる

虚構の海に
取り憑かれ取り憑くように
私はただ身を焦がす

何度でも さあ何度でも
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