花咲けば

巡りめぐる 季節の中
僕らは時に立ち止まって
ささやかでも 君に こころ
奪われる

何にも言わずに咲いてる
花のようにそっと
誰のためでもなく
生きてみたいと思う

どんな時でも君は
穏やかな眼差しで
出会いも別れも涙も
そっと見守ってきた

気付かないまま忘れそうになるけど
いつの日にか散りゆく事を分かってて

きっといつか また逢えたら
その時はもっと笑えるだろう
君が咲いて 風が 少し
暖かくなる頃に
巡りめぐる 季節の中
僕らは時に立ち止まって
ささやかでも 君に こころ
奪われる

小さな花片(はなびら)はいつも
儚げに揺れて
密やかに囁けば
幸せまたひとつ

君はそんな風に誰の
心にもそっと
やさしさを灯して
愛を伝えるんだね

当たり前と思ってしまうけれど
本当はとても素敵なことなんだろう

振り返れば 懐かしさに
彩られた時はいつも
君が咲いて 胸に 残る
温もりを分けてくれた
巡りめぐる 季節の中
僕らは時に立ち止まって
ささやかでも 君に こころ
奪われる

きっといつか また逢えたら
その時はもっと笑えるだろう
君が咲いて 風が 少し
暖かくなる頃に
巡りめぐる 季節の中
僕らは時に立ち止まって
ささやかでも 君に こころ
奪われる
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