春告鳥

春というのに 私の胸の
厚い氷は 解けないの
おまえは俺の 生き甲斐だよと
あなたが口説いて くれるまで
春告鳥は 歌えない
ほんとの歌が 歌えない

生きているのは 愛するためよ
愛が女の 支えなの
すべてを奪い すべてをささげ
二人が一つに なれるまで
春告鳥は 翔べないの
青空さして 翔べないの

早く解かして 私の胸の
厚い氷の 花びらを
もう迷わない 一生かけて
おまえを守ると 言われたら
春告鳥は 歌い出す
命の歌を 歌い出す
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