真冬のナガレボシ

真冬のナガレボシが 遠くの空に瞬いた
君がいつまでも 幸せでありますように

地下鉄を出て かじかんだ手を温めて
帰り道で 君の顔が浮かんだ
振り返ったら そこにまだいる気がする
涙がじわっと溢れたんだ

君と二人で 歩いた道は今
淡く白く 僕を包んでゆく

真冬のナガレボシが 遠くの空に瞬いた
それは微笑む君の残像
舞い散る粉雪へと 夜空に願いをかけたんだ
君がいつまでも 幸せでありますように

恋してる日は 輝きに満ちていたよ
どんなことも叶う そんな気がした
夜空へと手を広げ 涙をぬぐった
もうすぐこの雪は雨に変わる

君に伝えたい 本当にありがとう
僕はきっと ひとつ大人になる

真冬のナガレボシが すべてを包み込むように
胸の痛み ここに残すよ
僕らも時が過ぎて いつかは忘れてゆくかな
こんな鮮やかな記憶たち 愛しく咲いて

真冬のナガレボシが 遠くの空に瞬いた
それは微笑む君の残像
舞い散る粉雪へと 夜空に願いをかけたんだ
君がいつまでも 幸せでありますように

I wish to meet you anywhere
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