風のあやぐ

太陽ヌ ミプトゥサヤ
島々照ラシ 風ト舞 踏ス
雲ヤ傘ナリ 空ヌ流リリバ
心ヤ ユルン
風ン吹カイ 母ガクトゥ
思イヤミー 夢ンナミー
我ガ愛ス あの島へ
風ユ我ヌ サーリイキ フィール
インガナス あのぬくもり
忘シラインユ クヌ胸ヌ
果ティヌ 果ティガミ

風が照り返す
瓦に映る陽射しを横切る
静まりかえる午後のあぜ道で
あなたが微笑う
幻だと知りながら
過ぎた日を夢見てた
想い出のあの島へ
風よ僕を連れ出して そっと
あの時言えずにいた
想い伝える術もなく
また夏が往く

過ぎ行く時のかげで
きっと忘れないだろういつも
繰り返す波の音聴いて
僕は今もずっと
ここにいるから

ガジュマルヌ 木ヌ如ン
根ヤ張ラシ 想イヤシウリバ
我ガ肝ヤ クヌ都会ヌ
風ン揺ライ 空ヌ見上ギ
此処ン居リバユ
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