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例えば僕は君を抱きしめているのに
こんなにも激しく求め合っているのに
それでも嘘だの まがいものだのって
手探りを繰り返すことに意味があるのか?
身体も心も知っているんだ

「愛」という名の心に刻まれたしるしを
僕らは今 指先でなぞるように確かめ合う
真実はこんなにも「ぬくもり」を持っていて
君と僕の繋がりを重ねた手で通わせてる

僕らは誰かに試されているのだろうか?
リアルとフェイクを塗り重ねるこの世界
流した涙も偽物とされてしまう
乾いた心の人間(ひと)ばかりだって言うけど
枯れ果てた砂漠にも花は咲いてんだ

もう僕らは騙されることはないって信じてる
悲しみも醜さもたくさん知って許してきたんだ
真実には「キレイゴト」だけじゃなく「イタミ」もある
それはきっと光への架け橋だって気がするんだ

真夜中に一人 目を閉じて呟く
「僕はここだよ。早くみつけてよ。」
僕は自分で自分は僕だってわかってるのに怖くなった

まだ君も君のこと 探しているんだ

「愛」という名の心に刻まれたしるしは
この世界を動かせるただ一つの道しるべだ
さあ僕らの新しい明日を迎えに行こう
光にかざした手を強く握って離さないで
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