僕らの街で

この小さな街で この時を生きて
僕らは 出会った あのまぶしい 夏の日

僕らはいつも 明日を見ていた
ほんの少し 背伸びするようにして

やがて いつからか 君といるこの場所が
僕の生きてゆく 世界になった
初めて君を見つけた あの日
突き抜ける青い空が ただ続いていた

淡い後悔を 誰かの涙を
いつの日か 振り返る時が来るんだろう

見えない未来に 息をひそめて
それでも僕らは 今を生きている

いつか 夢の近くまで行けるのかな
でもそれはまだ ずっと先のことみたいだ
僕らはなんだか 急ぎすぎている
大切なことさえも 忘れるくらい

今は 僕らを信じていたい
今の自分を 信じていたい
誰も 僕らを決して 認めはしないだろう
誰も決して 分かろうとはしないんだろう

探しても 探しても 見つからないけれど
確かなことは きっとどこかにあるよね
やるせない想いは 君の笑顔に消えた
街は今 たそがれて僕らを包んだ

いつか 夢の近くまで行けるのかな
でもそれはまだ ずっと先のことみたいだ
初めて君を 見つけたあの日
突き抜ける青い空が ただ続いていた
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