おんな春秋

しあわせに なれるのね
私でも もう一度
大寒小寒の 浮世川
この日を信じて 越えて来た
おんな春秋 ねぇあなた
一緒に歩いて くれますか くれますか

浮草の 根に宿る
こぼれ陽の 暖かさ
気後れする癖 なみだ癖
泣いたら叱って 下さいね
おんな春秋 ねぇあなた
無駄ではなかった 足踏みも 足踏みも

こんなにも 違うのね
生きている 匂いまで
あなたが運んで くれた春
私のみちづれ このひとと
おんな春秋 ねぇあなた
ついてくだけです どこまでも どこまでも
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