魔法の砂時計

夏の日は はしゃいでた
木もれ陽が まぶしくて
目覚めれば 青い空 リボンゆらして
かけてゆく 私きらめく少女

幼い頃は毎日が とても長かった
にぎりしめてる手の中に 魔法の砂時計

星空に 手を伸ばして 差し伸べて
愛を 待ちこがれて あこがれて
切なさに 気づいて 傷ついても
いつのまにか 私は 大人になっているかな
わ・か・ら・な・い

夏の日は はしゃいでた
熱い息 はずませて
ふり向けば白い道 夢中でかけぬけて
呼んでいる 私きらめく少女

冷たい風が吹く夜は 心細いけど
さかさまにするのが怖い 魔法の砂時計

星空に 手を伸ばして 差し伸べて
愛を 待ちこがれて あこがれて
切なさに 気づいて 傷ついても
いつのまにか 私は 大人になっているかな
わ・か・ら・な・い

いつまでも いつまでも
いつまでも いつまでも
いつまでも忘れない
きん色 揺れている
草原の風のささやき

いつまでも いつまでも
いつまでも いつまでも
いつまでも変らない
私はここにいて
落ちてゆく 砂を見ている少女
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