あたかもガガ

忘れられなかった
あの人の 住んでた家の前
ああ 通るたびに思い出してしまうのは
しょうがないことだよね
それくらい本気の恋だった
あの道はもう ずっとずっと通ってないけどね
ね、あのね、私もうお酒飲めるんだよ
火照ってく頬に 騙されたふりして
あの道にリベンジする

もう幸せをもらってんだ 君じゃない人から
あの時よりずっと 私は強いよ
ものすごい息吸い込んで 胸を張って歩くよ
今は ああ もう あたかもレディーガガ

音楽聴かなくても
適当に 笑顔は作れるよ
じゃあ 別にもう
助けを求める必要なんかない
ね、あのね、私一人で立ち上がれるよ
火照ってる頬は 黙らせてくれない
騙されてくれないんだ

もう幸せって思えるんだ 君に頼んなくたって
あの時よりずっと 私は強いよ
ものすごい息吸い込んで 胸を張って歩くよ
今は ああ もう あたかもレディーガガ

今日もあの道を通るから
掘り返された部分にイヤホンをさす
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