証として

何も信じられないこんな世界に
僕が生きる意味はあるだろうか
だけど君に逢えたこんな世界が
何故か愛しいと思ってしまった

涙で滲むまま触れた景色は
見えているモノすら解らないのに
突き刺さる確かな僕の想いを
誰かのせいには出来ないから

過ぎ去る日々の当たり前が
哀しくてたまらないな

張り裂けた心が痛くても
繰り返す呼吸が苦しくても
この手の温かさが
人である証なんだ

決して変わりやしない現実とか
いつか置き忘れて消えた夢とか
嫌な事だらけのこんな世界で
せめて僕らしく居たいじゃないか

今がただ美しくて汚くて怖くて
それでも良いと君が望むなら
僕が全て受け入れて抱き締めるよ

過ぎ去る日々の当たり前が
哀しくてたまらないな

吐き出した声が小さくても
歩んでく足が拙くても
醜い姿こそが
人という形ならば

張り裂けた心が痛くても
繰り返す呼吸が苦しくても
この手の温かさが
君であり僕である
それぞれの証なんだ

何も信じられないこんな世界に
僕が生きる意味はあるだろうか
だけど君に逢えたこんな世界が
何故か愛しいと思ってしまった
そう思えてしまった
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