万歳千唱

濡れた瞳で 明日を目指す意味を
僕は今でも 探し続けてるよ

笑われたりしないことが 君の生きるゴールなの?
笑われてもビクともしない モノを探していたんでしょ

思い出せるかな 僕が今まで 描いては路地裏にポイ捨てした夢の数
だけどこの街は そんな夢さえ 吸い込んで 新しい明日を吐き出す

騙されたりしないように 生きるのに少し疲れたよ
アンテナの傘もとうに ボロボロになってしまったよ

君の中のカナシミを喜ばせて 君の中のクルシミを勝ち誇らせて
なぁどうすんだよ おいどうすんだよ
その影に隠れ震える 笑顔の手を取れるのは
君だけだろう

悲しみは 君の涙を栄養にすくすくと 大きく逞しく 今日も育っていく
ほらまた その大きなため息が何よりの 彼らのご馳走で
ヨダレ出して待っている

そうさヤツらの敵は 君のハチ切れそうな
その笑顔と声さ それで木っ端みじんだ

君がどんな顔で笑うかを彼は知っているよ
打ち上げ花火みたいに笑う君がいるよ
君が笑わないとさ それじゃ思うツボさ
さぁいざ、迎えにいこう

君の中のカナシミを喜ばせて 君の中のクルシミを勝ち誇らせて
なぁどうすんだよ おいどうすんだよ
君の笑顔に させてやろうぜ万歳三唱
万歳千唱

濡れた瞳で 明日を目指す意味を
僕は今でも 探し続けているんだよ
旅し続けているんだよ
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