愁いのPrisoner

運命は容赦なく お互いを傷つけてく
心ない素振りなまま揺れる 揺れる
出会ったあの頃なら 簡単に許し合えた
何気ない言葉でさえ 愁うから

小さな恋の終わりに聴こえたのは
慰めによく似た調べ風を纏う
こんなにもあなたを遠く感じてる時でさえ
あぁ 誰より愛しい人

すれ違う恋人達 争い合う大人達
誰にも止められない うねる うねる

幼さを持ち寄り二人暮らしたのは
頼りない勇気を街が育んでた
今もなお震えるあの肩に涙落ちぬよう
あぁ 誰より不自由な人

抱き寄せても上の空 それは愛が辿り着いた幻
追いかけても掴めない きっと時が連れてきた愁いのプリズナー

とどまるな 夢の在り処が不確かでも
独房の扉開けばもはや自由さ
穏やかな日々を数えて暮らせたら幸せと聞かないで
誰より切ない人

口づけても変わらない あなたのその瞳の奥そらして
街はまるで海の底 そして今は囚われの心プリズナー
恋人には戻れない 誰もが皆振り向けば愁いのプリズナー
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