出航 SASURAI

ひとつ また ひとつ 港を出て行く船
別れのしるしに 俺の影 置いてゆく

自由だけを 追いかける
孤独と引き替えにして

おまえの匂いは 記憶の彩りだけど
生きてゆく道連れは 夜明けの風さ

古い石畳 過ぎゆく時を見てる
どんな恋だって 色あせ崩れてゆく

いつの日か この俺も
生命 尽き果てるなら

あの雲にまかせて 遥かに彷徨い歩く
生きてゆく道連れは 夜明けの風さ

そうさ 夜明けの風さ
蒼い 夜明けの風さ
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