サイサキ

未だ見ない幸先へと
僕は只今あるき出したところ
至るまでの途上 超高層ビル
見上げすぎて首が痛いな

見ず知らずの他人同士だから
あなたと関わり合いたい
毎晩とる食事のようにただただ
変わることなく続くと思ってた

ぐるぐる貼られる口にガムテープ
ダブるフレーズ トばす癖
僕はいつでも本当しか言えないし
とてもエゴイスティック

知ってるだろ

終わるには早すぎるから
荷物まとめて此処を出る
会いたい 期待したいまだ
ああ 僕の血を通ってる

泣いても変えられないとしても
それでも変えたいと願うのは
虚脱を壊す 今終わらす
薄志弱行な僕は

誰より誠実な味方はいつも
過去の自分と知ってるから
この身くたばる前に穿つ
怖いことなどない

また実らすため花ゆり落ちて
裏返るあの日の約束を果たそう
漂う煙草の煙に巻かれた
君の諦めすら蹴り上げる

何度殴られ罵られたって
君の言葉の掛目には満たない
ガソリンを撒け さあ今すぐに
本能に跨っていけよ

引き返せないところまで来たみたい
諸行無常 愛すべき東京
見知らぬ昨日、人、思想、時代
乱雑無章 出会いたい表情
覆したい予想通りの先

たった一世紀無い命で
できること 守れるもの
あと幾つあるんだろう

泣いても変えられないとしても
それでも変えたいと願うなら
何が変わる?何か変わる?
手を下すのはいつも

誰でもない逃げられない
今此処にいる自分と知ってるから
この身くたばる前に繋ぐ

急行の田都で丸ノ内乗って
なんて身勝手な生活
君だってそうでしょう
手放しでハッピーエンド
何年使ってもなりきれない理想
不安定な明日を見越して
とりあえず今日をキスで凌ごう

先天性のズレ
およそ1.3億息づいた劣等感を
どうか抱きしめて終わりたい

ハイトーン レスポール
ベッドに君が好き
また会える 巡り会える
そんな幸先なら

泣いても変えられないとしても
それでも変えたいと願うから

どうか

足掻いても伝わらないよそれでも
僕らには言葉しかないから

歌い続けるよ

泣いても変えられないとしても
それでも変えたいと願うのは
虚脱を壊す 今終わらす
薄志弱行な僕は

誰より誠実な味方はいつも
過去の自分と知ってるから
この身くたばる前に穿つ

怖いことなどない
何一つないよ
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