たかが100年の

真面目な話をすると 零れてしまいそうだから
冗談ばかり言って暮らすのも 悪くなかった

俺も俺じゃない人も素晴らしいと言えたら
とっくの昔にこの傷は癒えていたか

俺たちはすごくない でも俺たちは弱くない

そして
疑いをかけろ その限界に その限界にお前を渡すな
今は駆け抜けろ 苦しいほど 苦しいほど 澄み渡ってくはず

どうはぐらかしたって孤独はそびえ立って
冬の空を突き刺す塔のように尖って

何をかばうために盾を張り巡らせた
とっさについた嘘で誰を騙し抜けた

俺たちはすごくない でも俺たちは弱くない

仮に
たかが100年の夢だとして その100年を前だけ向いて
生きてはゆけない だからこそ 肩を組もう 命を運べ
疑いをかけろ その限界に その限界におまえを渡すな
今は駆け抜けろ 幸せとか 不幸せとか 言葉追い抜くまで
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