ふたり

髪を揺らしてきみのとなりを歩く
はやく捕まえて誰のものでもない右手

気が付いたころには居なくなるかもよ
その胸に守られてみたいんだよ

私はきみが望むような良い子じゃない
…かもしれないけど

初めて会った日からふたりの間に
はじまりの予感がしてたの

空の向こうにひかりがみえるわ
手をつないで街を駆け抜けよう
どんな時だってきみと一緒がいい
もうずっとずっと離さないでいて
追い風に膨らんだ赤いスカート
ねぇ、私たちこれからどこへ向かおう?

深く被ったフードで目を隠さないで
誰にもみせない表情を私だけにみせて

いつかの涙も週明けの憂うつも
きみに触れられてる間だけは
消えてゆくから不思議だ

空の向こうにひかりがみえるわ
虹の橋を渡ったらキスをしよう
どんな未来もきみとなら怖くない
もうずっとずっと離さないでいて
朝焼けに照らされている観覧車
ねぇ、私たちこれからどこへ向かおう?

まだ知らない場所まで飛んで行こう
まだ知らない場所まで飛んで行こう、ふたりで
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