高山本線

おまえに出逢える はずなどないと
知ってて一人 旅に来た…
高山本線 乗ったねあの日
ディーゼルカーに ゆられたね
隣の席は 空(あ)いたまま
想い出連れて 富山まで

各駅停車を 乗り継ぐ駅で
おまえの背中 さがしてる…
女の気持ちが 読めないままに
別れた俺の 腑甲斐(ふがい)なさ
おまえの涙 想わせる
飛騨川(ひだがわ)奥の 飛水峡(ひすいきょう)

いくつになっても その気になれば
やり直せると 信じたい…
おまえの他には 俺にはいない
泣かせたままで 終われない
トンネル一つ また抜けて
逢いたさ見たさ つのる旅
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