SHIZUKU

雪解け水が春をはこんで
生命の息吹をかなでる やわらかな光
君のその瞳はまるで太陽
はじまりを期待するまなざしだね

愛しさの花籠抱えて 君を見つめていた
麦わら帽子の少女 胸に刻むよ

春になれば花が咲くように
夏の雲が白く気高いように
当たり前に明日へ続く時の中で
君のそばにいたい 君を愛し続けたい

月明かりだけが照らした部屋で
遠い未来の夢 語りあった夜

たえまなく降りそそいでいく雪のように
たゆむことないこの愛を 今、歌うよ

秋になれば実る穂のように
冬の空に夢を描くように
当たり前に明日へ続く時の中で
君のそばにいたい 君を愛し続けたい

生命が果て 風になって
空をのぼり 雨の雫になって
川を流れ やがて海にかえる日まで
君のそばにいたい

明日を願う今日があるように
僕の胸に歌が生まれるように
終わりのない明日へ続く時の中で
君のそばにいたい 君を愛し続けたい
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