走れ 走れ

何を 何を すればいいのか 分からなくなった夜は
何を想う いつかの僕よ まっすぐな瞳で
街灯のない暗い道でも 遠い街の光へと
50cc ボロいバイクで 突き進んでいた

長い 長いトンネル抜けて 旅は続く
ふり返るたび 心に あの日の歌声が刺さるよ

走れ 走れ 走れ もう一度だけ 全てを背負いこんで
絶対 絶対 絶対 笑顔に変えて 君を迎えよう

もしも もしも 26、7の自分に出会えるとしたら
心の中 映る未来を教えてほしい

空っぽで ガムシャラに生きていた僕はきっと
尻を一発 蹴飛ばして 大きな声でこう言うだろう

走れ 走れ 走れ そんな坂道 もう振り向かないで
進め 進め 進め 誰より僕を 信じてるから

ガラスのように砕け散った
夢が鋭く尖っていても
朝の光で 沈まない希望で
キラキラとまた輝きだす

走れ 走れ 走れ もう一度だけ あの頃の気持ちで
走れ 走れ 走れ もう一度だけ 僕に力を
どんな どんな どんな事があっても 生きていくから
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