ござる~GOZARU~

夢はね――
夢は男の 命でござる
金じゃ買えない 血潮でござる
恋はね――
恋は男の 命でござる
金じゃ買えない 「惚」の字でござる
義理と人情 ないないづくし
こんな世の中 はな唄まじり
耐えて忍んで
一歩・半歩と 生きるで~GOZARU~

嘘とね――
嘘とまことは ひとつでござる
それがこの世の 習いでござる
裏とね――
裏と表は ひとつでござる
それがこの世の 道理でござる
言われなくても 判っちゃいるが
とても器用にゃ 転がしきれず
ちょいとため息
出来ることから やるので~GOZARU~

傷はね――
傷は男の 宝でござる
金じゃ売れない 昨日でござる
明日はね――
明日は男の 宝でござる
金じゃ売れない のぞみでござる
前を見すえて 歩いて駆けて
山の高さも 谷間の冬も
越えてみせるさ
親にもらった 身体が~GOZARU~
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