初恋の絵日記

初恋でした
青春の青さを恥じらいながら
いだき合う2人は 美しかった
君の名は……

君を待っているよ 白い歩道橋の上で
夕日沈むころに ふだん着のまま会いに来て

赤いサンダル君の素足の
眩しさにドキドキ 好きだよ負けそう

人が見ているから口づけはひとつでいいね

純粋でした 何かをおそれながら
何かを求め合う2人に
夕焼けがとってもやさしかった
君の名は……

肩をよせて降りる 狭い歩道橋の階段
僕の家へおいで 今夜ひとりぼっちなんだ

何して遊ぶ 君に聞かれて
背中までドキドキ 好きだよ負けそう

君の髪の香り 甘い香りが気にかかる

遅くなったら 叱られるのと
聞きながらドキドキ 好きだよ負けそう

いつも夢見ていた 2人きりになれるときを

初恋でした 純粋でした
それでも 時は流れ
なぜ恋は終るのでしょう
君の名は……
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